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不易流行(住まい造りへの想い㊹)

  • 2020/09/20

 

 

2020年9月8日ヒノキヤグループ(桧家住宅)がヤマダ電機の子会社になるという衝撃的な発表がありました。

 

桧家住宅は東証1部上場会社で、現在は全国的に展開しておりますが、もともとは埼玉県を本拠地とした住宅メーカーです。

 

テレビCMでの「Z空調」や発泡断熱材アクアフォームなど先進的な技術力のある優良住宅会社です。そんな桧家住宅が人口減少による需要減、競争の激化を危惧し、シナジー効果が見込まれるヤマダ電機の傘下に入る決断をしました。コロナ禍がこの結論を出すスピードを速めたのかはわかりかねますが、資料によると今年の4月ごろに検討を始めたそうです。

 

ご存じのようにヤマダ電機は家電量販店ですが、エス・バイ・エルを子会社化して住宅提供を、そして大塚家具への出資により家具提供、そして、今回の桧家住宅を傘下にしたことは加速度的に「暮らしまるごと」コンセプトを進めることになったのではと思います、

 

ヤマダ電機も桧家住宅も大塚家具も上場しているとはいうものの実質的には同族会社の色合いを大きく持っている会社でしたので各社ともオーナーの姿勢が経営の大きな軸になっていたと思いますが、今後は両社とも親会社であるヤマダ電機の意向に沿う経営に変わっていきます。

モノづくりの会社と量販店、高級品販売と価格重視の営業姿勢という異なる文化の融合はたいへん難しいはずです。

実際、5~7月期の大塚家具は10億程度の赤字が発生するなど、まだまだ十分な成果にはなっていないようにも感じます。

いずれにしても、ヤマダ電機が目指すシナジー効果、コンセプトが今後どのように進んでいくのかを同業者として注目していきたいと思います。

 

当社もこのような社会情勢の中で、この大改革とスピードという点については参考にし、そして、彼らが感じた危機感を強く共有する一方、60年の歴史をかけて培った文化は守りながら信条たる「不易流行」を実践していきます。