三重出張(前々回のブログ)で検品した機械設備の管理センターでの据え付けやテストが昨日完了いたしました。
今回の設備は断熱材や木質パネルの裁断などを担う機械なのですが、裁断の品質向上はもちろん、スピードアップにより生産効率が約倍にもなる設備です。
刃の回転や移動スピードを何度も何度も調整。刃の回転が速すぎるとパネルが火傷しますし、遅すぎれば回転した刃の跡(凹凸)が残ってしまいます。
刃の移動スピードを下げればしっかりと裁断できるのですが、効率は落ちます。
据え付けは1日で終わったのですが、そんな絶妙なバランスを確認するテストに多くの時間がかかったのです。
より、パワーアップした設備は来週より本格稼働を開始いたします(もちろん見学できますのでご希望の方はお電話または頁最下段 CONTACT 問合せよりお申し込みください)。
萩原センター長、土屋主任ほか技術担当者により繰り返されるテスト
お施主さまの住まいの品質向上に終わりはありません。不断の努力を藤島建設は続けてまいります。
プレカット工場で大切なこと、ふたつ。
住まいの肝である構造材や断熱材の加工を外注することは品質を丸投げすること(人任せ)と同じと私たちは考えており、「自社工場による管理加工によって責任ある品質」にこだわっております。
そしてもうひとつ。
安全と安心は異なります。品質はお施主さまご自身の目で確認できなければなりません。「工場はお施主さまがお越しいただき易い場所にある」、これも藤島のこだわりです。