3月3日、昨日はひなまつり。女の子の健やかな成長を祈る節句の年中行事です。女の子のいるご家庭では昨日、ちらし寿司などを召し上がったことかもしれません。
しかしながら、節句とは伝統的な年中行事をおこなう季節の節目をいいますが、ご家庭でこの節句を含めた伝統的な年中行事をしっかりと催すことが少なくなっているような気がします。
一方で・・・、私が子供のころにはなかったイベントが増えています。
例えば、恵方巻を食べる習慣。本来は大阪の風習だと言われております。
ハロウィンも私が大人になってから流行ってきた海外から持ち込まれた行事。
子供にとって楽しい年中行事はいくつあってもうれしいこととは思いますが、単に楽しむだけでなく、ご家庭でなぜそのような年中行事が行われているのかの由来や意味をしっかりと教えていくことも大切だと思います。
とある施設で立派なひな人形とつるし雛が飾ってありました。つるし雛といえば伊豆稲取が有名(発祥?)ですが、日本各地で見られるものです。つるし雛の由来を知れば、いつの時代も子供を思う親心が変わらないことを感じます。
流行に敏感になること、新しいものを採用することも大切、一方で、いつの時代であっても不変なことを着実に守り伝えることも大切。私たち藤島建設の住まいづくりもそうありたいと思っております。
「不易流行」