毎年恒例の葛巻町でのフォーラムに参加してまいりました。
あいにくの天気ではございましたが、子供たちと「薪の収穫、薪割り、薪積み」に汗を流してまいりました。
薪を手渡しする子供たち
午後には、葛巻町森林愛護少年団の活動報告、そして岩手県立大学准教授 泉桂子先生から「水源を育む森の恵み」と題した講演を拝聴いたしました。
私たちが生きていくうえでかけがえのない水に森が大きく貢献していることを再認識いたしました。
そして、さらにもうひとつ、日本の水源の多くは河川からなのですが、これは世界的にみると珍しいそうです(地下水を源泉とするなど)。その結果、川下の自治体が川上の自治体に河川利用ついて行政区を逸脱して干渉することがおき、水源地と消費地とで一部軋轢が生じ、このようなことが原因で昔には戦争が起こったこともあるそうです。
泉先生の熱のこもる講演!
汗を流し、勉強した後には森林の恵みを利用した大人のお楽しみです!収穫したぶどうを昔ながらのやり方で足で潰すワイン造りアトラクションで楽しんだ後に「くずまきワインと秋の味覚の夕べ」と題し、ワインをたんまりいただきました。
その昔、乙女が踏むと良いワインができると言われた収穫時の風物詩
今回は特別ゲストにワイン通の辰巳琢郎さんを迎えました。くずまきワインの「蒼」という銘柄は辰巳さんが命名し、自筆の字がそのままラベルになっております。赤ワインなのに「蒼」とはちょっとふざけたネーミングに思いますが、辰巳さんにとって透き通るような空という葛巻のイメージから名付けたそうです。
辰巳琢郎さんと(二人ともちょっと酔ってる?)