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マイホームに表札は必要?表札がない場合には何が起こる?

2023/05/08

近年、戸建て、マンション等にあまり名前が書かれなくなっている傾向にあります。いざマイホームを建てる時、表札を設けるかどうかは悩むものですよね。
そこで、この記事では、マイホームに表札はあるべきなのか、またつけなかった場合について解説していきます。

マイホームに表札はつけるべき?表札の歴史を知ろう!

表札は、それが誰の家かを示してくれるものです。苗字を表示することが一般的で、表札をみれば、どのような名字の人が住居かすぐに分かるようになっているのです。

では、なぜ表札を設けない家が増えてきているのでしょうか?そのためにも、表札の歴史をその始まり方見ていくことにします。
表札の歴史は思っているほど長くありません。有力説では、明治から使われ始めたということです。

江戸時代くらいまで、庶民は名字を持っておらず、近所は全員が顔なじみであったため、表札を設ける必要がなかったのです。しかし、明治になると、庶民に名字が付与され、郵便制度も開始されました。
この頃がまさに表札が一般的に使われ始めた時期だそうです。

マイホームに表札をつけなかった場合

以下で、マイホームに表札をつけなかったらどんなことが起きるのか確認していきましょう。

プライバシーの確保

今日では、表札も個人情報ととらえる人が増えてきており、プライバシー確保の観点から、あえて設置しない人が増加傾向にあります。実は、欧米ではもともと表札をつけるという習慣はなく、プライバシー保護を実現しているのです。

アメリカやイギリスでは、その代わり、家の前に番地などの住所が掲げられています。名前を表示している表札は、日本固有の慣習なのです。

また、近年、下校時に名札を回収する小学校も増えてきております。これに伴い、防犯上の観点から、表札を設置しない家庭も増えてきているのかもしれません。

どれがその人の家が分かりづらい

表札を設置しないデメリットとしては、来客の際に不便という点が考えられますまた、配達員が郵便物や宅配便などを間違えて配達してしまうこともあるでしょう。
なぜ日本では、欧米のように住所だけの記載ができないのでしょうか?それは日本の番地の定め方に起因します。宅地開発が行われた新しい土地には、役所が規定に沿いながら番地を割り振ります。

その過程で、土地の形状変更により住所の表示が全く同じになるケースもあるため、できないのです。

まとめ

日本では、明治時代から表札が使われるようになったのが有力な説です。海外では、住所だけの表示なので、表札は日本固有の文化です。

マイホームに表札を設置しない場合、プライバシーを確保できます。一方で、郵便物や宅配便の誤配の可能性も否めません。

表札に関して迷ってしまったら、プロに相談してみましょう。

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!ご相談はこちらから!

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