「ロックウール」とは

断熱材の一つに、ロックウールと呼ばれる種類があります。

ロックウールは鉱物から作られた人工の繊維物です。

ロックウールはわたあめのような原理で作られています。材料となる鉱物を熱し、遠心力で飛ばしつつ固めることでつくることが可能です。

ロックウールは繊維自体に多量の空気を含んでいます。そのため、断熱性と保湿性が高いのが特徴です。

加えて、吸音性能も高く、低周波から高周波まで幅広い音を吸収できます。

そのため、住宅だけでなく空港や工業地帯などでも使用されています。

さらに、耐火性にも優れているという特徴を持っています。

このように、優れた特徴を持つロックウールは、1938年から工業化して利用され始めた、歴史のある断熱材です。

グラスウールとの違いは？

ロックウールの他に、繊維系の断熱材でよく利用されているのが、グラスウールです。

両者は性質と元の素材が違いますが、特性や断熱性など大きな違いはありません。

前述した通り、ロックウールの原料は鉱物です。

対して、グラスウールはガラス繊維から作られています。

原料の違いから、ロックウールの方が耐熱性がやや優れています。ガラスウールはカビに弱いという弱点がありますが、ロックウールは鉱物のため、水は吸いにくくカビにくいという特徴もあります。

しかし、グラスウールは曲げやすいという特徴がありますが、ロックウールはそのような柔軟性が低くなっています。

価格に関しては、大きな違いはありません。

どちらの素材も断熱材として非常に優秀で、住宅などによく用いられています。

断熱材については藤島建設ご相談を！

家を建てる上では断熱材は必要不可欠です。

より良い選択をするために、種類や特性を知っておくと良いでしょう。

しかし、専門性的な知識も必要となるため、断熱材に関しては、プロに任せた方が確実です。

断熱性の高い家に関するお悩みは、お気軽に藤島建設までご相談ください。

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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