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お勉強④(住まい造りの想い62)
2023/12/05
お勉強①、③では他社住宅メーカーとの交流によって、②ではメーカーとの交流によって、もっともっとお施主さまにご満足いただけるような社員が勉強するさまざまな機会を設けております。
しかしながら、社員だけの勉強では不十分です。というのも、実際に住まいを作っているのは職人なのです。
お勉強①参照
お勉強②参照
お勉強③参照
当社では、品質を高めるための「現場改善会議」、安全を高めるための「安全大会」、マナー研修や会社方針を共有するための「総会」など年に何度も職人向けの研修をしております。
「職人向け研修はどの住宅メーカーでもやってるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、これがなかなか難しい。
というのも、建築業界は下請け、孫請けの世界、住まい造りに携わる職人さんすべてを掌握することはとても困難であり、それゆえ、すべての職人に対し研修できない場合が多いのです。
藤島では特定の職人さんに住まい造りをお願いしているからこそ、すべての職人(材料の配送など直接施工しない係員は除く)にその「品質・安全・マナー」の教育を受けてもらうことができ、研修を受講しているという証として会員証を現場入場の際に掲示しているのです。
住まい造りの想い⑨参照
先日は職人の代表者約10名と富山のYKK APさまを訪問し、サッシを中心とした商品の勉強や工場の見学を実施いたしました。
座学だけでなく、生産段階からの各種商品の確認、メーカーさまとの交流で職人のスキルアップを図っているのです。
住まい造りの中心的役割を担う大工、すべての藤島専属大工は岩手県葛巻町の製材工場での現地研修、そして、環境配慮の一環として「ふじしまの森」での植樹にも参加してもらっております。木を扱う大工だからこそ現場の確認が必要であり、製材工場スタッフとの交流が構造材の品質向上に一役買っているのです。