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トイレの扉はどう選ぶ?引き戸と開き戸のメリット徹底解説

2024/07/08

目次

引き戸のメリット

引き戸のデメリット

開き戸のメリット

開き戸のデメリット

家族構成やライフスタイルに合わせて選ぼう

まとめ

家を建てる際、トイレの扉の選択肢には引き戸と開き戸があります。

引き戸と開き戸はそれぞれメリットとデメリットがあるため、それらを理解したうえで選択できるとよいですよね。

今回は、引き戸と開き戸の両方のメリット、デメリットを解説します。

引き戸のメリット

スペースを取らない

引き戸のメリットは、扉の開閉の際にスペースを取らないことです。

引き戸は壁に沿ってスライドするため、扉を開ける余分なスペースが不要になります。

その結果、トイレの前に物を置いたりもできますし、他の部屋と干渉することが少なくなります。

トイレの扉を引き戸にすることで、狭い空間でも動線を確保しやすくなりますよ。

 

バリアフリー設計に適している

引き戸はバリアフリー設計に適しています。

開閉が簡単で、車椅子や歩行器を使用する人にとって扱いやすいからです。

引き戸は通常、レールが床に埋め込まれており、段差が少なくなります。

つまり、転倒リスクが減少し、高齢者や身体の不自由な方の利用においては大きなメリットになるのです。

 

デザインの多様性

引き戸はデザインが豊富で、ガラスや木材、金属など、さまざまな素材を使用できます。

そのため、家全体のインテリアにも簡単に調和できるでしょう。

また、引き戸には、片引き戸、両引き戸、折れ引き戸など、多くの種類が存在します。

そのため、設置場所や用途に応じて最適なタイプを選ぶことが可能です。

引き戸のデメリット

音が漏れやすい

引き戸は気密性や防音性が低く、音やにおいが漏れやすくなります。

その理由は、扉と壁の間にすき間が生じることと、上下にレールがあって空気が逃げやすいためです。

また、壁が薄い場合は特に音漏れしやすくなります。

トイレを引き戸にするのであれば、キッチンやダイニングの近くではなく、廊下を挟んだ場所への設置がおすすめです。

 

価格が高い

扉のデザインや機能性によって価格は異なりますが、引き戸は開き戸よりも価格が高い傾向があります。

引き戸を選ぶかどうかは、価格と優先順位を考慮して決めましょう。

開き戸のメリット

設置コストが安い

開き戸は構造がシンプルであるため、材料費や工事費が引き戸に比べて安く抑えられます。

特に限られた予算内で価格を抑えたい人におすすめの選択肢です。

 

音や匂いの遮断に優れている

開き戸は密閉性が高いため、トイレの音やにおいの遮断に優れています。

特に、家族が多い場合、トイレの使用回数も多くなります。

開き戸のトイレのほうがプライバシーを守りやすくなるでしょう。

開き戸のデメリット

デットスペースが生まれる

トイレの開き戸は扉が開閉するためにスペースが必要となるため、デッドスペースが生まれます。

また、トイレの狭い空間は、開き戸を開けると十分なスペースが確保できないことがあります。

そのため、家具や装飾品などを置くには制限が生じるでしょう。

トイレを開き戸にする際はデッドスペースを考慮して間取りを考えましょう。

 

開き戸よりも使いづらい

トイレの開き戸は引き戸よりも使いづらいというデメリットがあります。

開き戸は開閉の際に手前に引く動作が必要で、例えば車椅子の利用者や介助が必要な場合、開き戸は不便と感じることが多いでしょう。

開き戸の使い勝手の問題は、特にバリアフリーを考える際に重要になります。

家族構成やライフスタイルに合わせて選ぼう

家族構成や生活スタイルに合わせて、引き戸か開き戸かを選ぶことが大切です。

例えば、小さな子供や高齢者がいる家庭では、バリアフリー設計の引き戸が扱いやすいでしょう。

しかし、音やにおいの遮断が重要な場合や予算に限りがある場合は、開き戸が向いています。

また、住宅のレイアウトやトイレの位置によっても最適な扉は違います。

狭いスペースや廊下に直面する場所では、引き戸がおすすめです。

まとめ

トイレの扉を選ぶ際は、引き戸と開き戸のそれぞれのメリットを把握することが大切です。

家族の要望や生活環境に合わせた選択をしましょう。

選択に迷った場合は、住宅の専門家に相談することで、ご家族に合ったプランを提案してもらえますよ。

 

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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