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ガスとオール電化、どっちが良い?家づくりで知るべき選択肢
2025/01/15
注文住宅を建てる場合、ガスとオール電化、どちらにするかを選ぶことができます。
なんとなくオール電化がよい気もするけど実際のところはどうなんだろう?と思われる方も多いのではないでしょうか。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、その特徴をしっかりと把握した上で決める必要があります。
そこで今回は、ガスとオール電化のメリット・デメリットについて解説します。
ガスの最大の魅力は、火力の強さや暖房などの使い勝手の良さです。
特に料理好きの方にとっては「火力の強さ」は重要なポイントなのではないでしょうか。
中華料理や焼き料理など、強い火力が求められる調理にはガスが適しています。
また、ガス暖房や給湯器は短時間で暖まるため、寒い冬には心強い選択肢です。
さらに、災害時には都市ガスやプロパンガスが独立して使えるため、停電時でも調理やお湯を使える点がメリットといえます。
電気料金とは別に月々のガス料金が発生するため、ランニングコストが高くなる可能性があります。
また、ガス機器は定期的なメンテナンスが必要で、その費用や手間がかかります。
オール電化住宅の魅力は、エネルギー源が一本化されている点です。
光熱費は電気だけになるので、管理が簡単になります。
また、深夜電力を活用したプランを利用すると、ランニングコストを抑えられる場合があります。
さらに、IHクッキングヒーターは火を使わないため、安全性が高く、火傷や火事のリスクが少ないというメリットもあります。
小さな子供のいるご家庭だと、オール電化の方が安心感が高いです。
オール電化のデメリットは、電力が完全に止まると調理や給湯ができなくなることです。
対策として、別途ポータブル電源やガスボンベなどの備えがあれば安心でしょう。
オール電化にする場合は、蓄電池を導入することで災害時の対策や日中の電力不足を補える仕組みも検討してみましょう。
また、地域によっては冬場の暖房による電気代が高額になるケースも考えられます。
ガスとオール電化のどちらを選ぶかは、家族のライフスタイルや地域の特性、コストバランスを考慮する必要があります。
まずはそれぞれのメリット・デメリットを理解することで、自分たちにあった最適な選択肢を選びましょう。