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アメリカ出張2026 ①
2026/04/22
2月にオーランド、ヒューストン、ダラス、フェニックスと周遊するアメリカへの出張がありました。
今回は、懇意にしているFHアライアンスの方からお声がけをいただき、全館空調に関する視察と学びのために現地へ向かいました。
ハプニングもありましたが、それも含めて記憶に残る最初の2日間になりました。
今回の出張のきっかけは、昨年の秋ごろに懇意にしているFHアライアンス(https://fh-a.net/)代表の廣石さまからお電話をいただいたことでした。
「アメリカで全館空調システムをパナソニックと共同して販売していくので、ぜひ見に来てほしい」とのお話をいただき、せっかくの機会ですから、これは実際に自分の目で見ておくべきだと思いました。
高い技術を持った方からお声がけをいただくご縁は、本当に大切だと思います。こうしたご縁が、結果として藤島建設の技術につながっているのだと思います。
私たちだけの住まいの品質の向上、開発ではなく、外の力や知見をきちんと学びながら、自社の住まいづくりに活かしていくことが大切なのです。

現地では、IBS(International Builders’ Show)というアメリカ最大級の建築展示会にパナソニックが出展しており、全館空調に関する展示視察だけでなく、ヒューストンの展示場を設計した方のセミナーも受講することができ、非常に勉強になりました。
特に印象に残ったのは、全館空調というものを、機械設備だけで完結するものとしてではなく、断熱、気密、換気、空調、そして住まう人の使い方まで含めてバランスを見ること。
この考え方は、私たちが日頃大切にしている「住宅は総合力」という考えにも通じるものがあると思いました。
やはり、どれか一つだけが優れていても、住まい全体として快適でなければ意味がありません。
その意味で、設備メーカー、設計者、施工に携わる人たちが、それぞれの持ち場で高いレベルを目指すことの重要性を、あらためて感じました。
詳細は控えますが、技術的にも参考になる点がいくつもあり、今後の提案にも活かしていきたいつもりです。


IBSは以前から一度見てみたいと思っていた展示会でした。
実際に行ってみると、建築にかかわるものを本当に幅広く網羅しており、設備、建材、施工、デザイン、デジタル技術などなど、あらゆる企業が出展していました。
ただ、今回は2日間というかなりタイトな行程でしたので、正直なところ全部を見切れなかったのが心残りです。
それだけ会場の規模も大きく、情報量も多かったのです。
以前から見たかった展示会だけに、もう少し時間をかけて廻れたらという思いも残りましたが、それでも十分に刺激を受ける視察になりました。住まいづくりに関わる世界の広さを、あらためて感じた時間でした。


今回のツアーでは、後に紹介する別の視察もあったため、私だけが現地集合・現地解散でした。
早めにオーランドへ到着した私は、指定されたホテルに向かいチェックインしようとしたのですが、なんと予約が入っていないとのアクシデント。
大きな展示会の期間中ということもあり、周辺のホテルはどこも満室。なかなか次の宿が見つからず、ようやく確保できたのが、かなり年季の入ったモーテルでした。
(幹事の方にも連絡し、ツアーの方は会場から遠く離れた民泊の一軒家で雑魚寝したそうです)
写真をご覧いただくと分かる通り、なかなか味わいのある空間、治安の悪いエリア、しかも夜ですから、暴漢とベッドバグの両方を警戒しながら一夜を過ごすことになりました。
久しぶりに「無事に朝を迎えられてよかった」と本気で思った夜でした。こういうハプニングこそ過ぎてしまえば、経験値アップと忘れられない思い出になるのです。

