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愛犬が安心・快適にお留守番できる家とは

2023/08/28

愛犬とともに暮らすなら、犬にとっても快適で安心できる空間にしてあげたいものですね。

一緒に暮らしていると、どうしても飼い主さんのお出掛けによって愛犬だけお留守番をする時間が出てくるでしょう。

そんなお留守番の際に、できるだけ安全に安心して過ごせるには何をすればよいのか、住まいの工夫も含めてご紹介します。

目次

犬が留守番できる時間はどれくらい?

愛犬は、留守番中なにしてるの?

犬をお留守番させるときに準備すること

子犬の留守番がうまくいかない原因

犬に留守番をさせるときのポイント

犬の留守番時に気を付けたいこと

お留守番でおすすめのお役立ちグッズ

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犬が留守番できる時間はどれくらい?

家を空ける頻度が多い方ほど、犬をはじめ動物と一緒に暮らすことを諦めたり躊躇したりしますよね。

しかし、どの家庭でも愛犬が留守番をする機会は少なからずあります。

犬はどのくらいの時間なら留守番をすることができるのか、その目安を見てみましょう。

留守番の訓練をした犬でだいたい10時間程度

留守番の訓練を受けて長時間の留守番に慣れている犬でも、限界は大体10時間前後だと考えられています。

もちろん、トイレや食事ができる環境を整えた上での目安です。

留守番中はお利口にできる子であっても、飼い主不在の間に急な体調の変化や不慮の事故が起こる可能性はゼロではありません

犬は、人間のように急に体調が悪くなっても自分で病院へ行くことができません。

万が一の事態では、発見や対処が遅れるほど健康や命に関わるリスクが大きくなります。

どんなに留守番に慣れていて、精神面でもさほど負担がないように見えたとしても、長時間の留守番は避けた方がよいと言えます。

個体や体調にあった留守番時間を考える

どのくらいのお留守番に耐えられるのかは、犬によって変わります。

性格や体調、お留守番へのストレスの感じかた、環境など、色々な面から判断してあげましょう。

特に、パピーやシニアの場合は、留守番中の心配も大きくなりがちです。
その子の状態を考慮して様子を見ながら留守番時間を考えていきましょう。

どうしても長時間留守にしなければならないときは?

基本的に留守番は短時間にとどめるよう注意していても、時には長時間の留守番になることもありますよね。

早朝から深夜まで帰宅できない時や、出張等で夜に帰れない場合などは、友人や知人に頼んで様子を見てもらったり、ペットシッターに入ってもらうと安心です。

出張や旅行で1泊でも家を空ける場合は、ペットホテルに預けるという方法もあります。

愛犬は、留守番中なにしてるの?

犬は、留守番中に何をして過ごしているのでしょうか。
代表的な行動を7つ紹介いたします。

眠っている

留守番中の大半は、眠っている子が多いです。

犬の睡眠時間は人間よりも少し長いことも関係していますが、「暇だから」という理由も大きいでしょう。

外を眺める

飼い主さんの姿を探したり、興味深いものを見て時間を潰したりするために、窓の外をじっと眺めていることも珍しくありません。

早く飼い主さんに帰ってきてほしくて、外を眺めながら待っていることもあるでしょう。

動き回る

犬にとって運動することはストレスの発散になります。

留守番中に寝てばかりいると、運動不足によるストレスがたまり、家の中であっても突然ダッシュしたりウロウロ歩いたりといった行動が見られることもあります。

おもちゃで遊ぶ

暇潰しのために、ひとりでおもちゃを使って遊ぶこともあります。

お気に入りのおもちゃがあると、留守番中でも夢中になって遊ぶことは珍しくありません。

遠吠えをする

犬が遠吠えをするのは、仲間を呼ぶ意味があると言われています。

家の中では困ってしまう行動ですが、飼い主さんを探したい、そばに来て欲しいという気持ちが隠れているのかもしれません。

イタズラをする

これも留守番時の困ってしまう行動ですね。

ただ、こうしたイタズラは、暇でやることがなかったり、ストレスが溜まってしまったことの表れでもあります。

飼い主に対して、留守番をさせたことの抗議かもしれません。

広々と遊べる場所を確保して、お気に入りのおもちゃを用意してあげましょう。

トイレをする

留守番中かどうかに関わらず、家でトイレをすることもあるでしょう。

粗相や、留守番中に我慢をしてしまうのは、ストレスを感じている表れかもしれません。

いつもは家でトイレできるはずなのに、留守番中はできない様子が見られたら、まずは帰宅後にコミュニケーションをとって安心させてあげましょう。

犬をお留守番させるときに準備すること

犬にお留守番をさせる際は、快適に過ごせるように準備をしましょう。
具体的に、何を準備するのか紹介します。

ケージやサークル

犬は不安なときに暗くて狭い場所に隠れる習性があるため、日頃から隠れられる場所を設けておくとよいでしょう。

また、留守番中はある程度行動範囲を狭めることで、口にしてはいけないものを食べるといった事故が防げます。

トイレやお水などを置いてもおもちゃ遊びがのびのびできるくらいの空間を作ると、ストレスを感じにくくなるでしょう。

水やフード

お水やフードは必需です。
一度に全部食べてしまったり、器をひっくり返してしまう可能性がある場合は、自動給水器や自動給餌器がおすすめです。

万が一、停電やバッテリー切れを起こしたときのために、ひっくり返りにくい容器に別途用意しておくと安心です。

おもちゃ

留守番のストレス発散のために、おもちゃを置いておきましょう。

ここで大切なのは、おもちゃの安全性です。
すぐに壊れてしまったり破れたりすると、飼い主のいないところで誤食をする恐れがあります。
大きさ・固さ・耐久性など、愛犬が安全に使えるものを選びましょう

部屋を片付ける

人間が食べ残したものや食べ物が入っていた空容器などは、犬が触れない場所に片付けてゴミ箱に残っていない状態にしておきましょう。

また、落として割れたり壊れたりするものは置かないことも重要です。

しつけができていないうちは、電気コードをかじってしまうことも多々あります。
感電や火災を防ぐためにも、しつけができていないうちはケージやサークル内でコード類に触れないようにしておきましょう。

トイレシートを用意しておく

留守番中に無理矢理トイレを我慢させないために、綺麗なトイレシートを設置しておきましょう。

当然ながら、トイレのしつけがきちんとできている必要があります。
どうしても家の中でトイレができない子の場合は、長時間の留守番は向いていません

やむを得ず長時間の留守番になる場合は、知人やペットシッター等に頼んで、お散歩に連れていってもらう必要が出てきます。

部屋の温度管理

私たちも、夏場は室内でも熱中症を起こすリスクがあります。
愛犬が留守番をしている間もエアコンをつけて快適な温度を保つようにしましょう

近年は、スマホを使って外出先からでも操作できるエアコンが販売されています。

暑さや寒さが気になる時期は、特に注意してあげましょう。

ドアや窓の戸締まり

留守番中に脱走してしまうと、交通事故や迷子など重大な問題が起こります。

近隣の私有地に入ってトイレをしたり、誰かを噛んだり他の犬と喧嘩をしたりする可能性もあるでしょう。

窓やドアの戸締まりは、鍵まできちんとかけて徹底しておく必要があります

出かける前に、散歩や運動をする

留守番前に散歩をしてトイレをすませ、ほどよく運動しておくと、落ち着いて留守番できる子も多いです。

適度につかれた後は寝て休息をとりやすくなり、ストレスも感じにくくなるからです。

子犬の留守番がうまくいかない原因

子犬を迎えると、いつから留守番させてもよいのか迷ってしまいますよね。

はじめのうちは、吠え続けて近隣から苦情がきたり、排せつ物が体じゅうに付着していたりと、うまくいかないかもしれません。

子犬の留守番がうまくいかない原因を見ていきましょう。

十分な練習が出来ていない

留守番が上手にできるようになるには、練習が必要です。
いきなり留守番ができるわけではありません。

いつも一緒にいた飼い主がいなくなることへの不安は、とても大きなものです。

まずは短時間から少しずつ慣らしていき、練習を重ねる必要があります。

留守番の時間が長すぎる

犬の留守番は、訓練できている場合でも10時間までが目安です。

まだ留守番に不安の残る子犬の場合、もっと短い時間に留めておく必要があるでしょう。

ケージやサークルの広さが足りない

窮屈な場所で長い時間を過ごすことは、犬にとってストレス以外の何者でもありません。

のびのびと体が伸ばすことができ、少し歩けるくらいのスペースは必要です。

留守番している場所から外が見える

しつけが十分にできていないうちは、窓の外に見える人や車にその都度反応して、吠えてしまうことがあります。

窓の外を眺めることが暇潰しになるケースもありますが、子犬のうちは外が見えない場所に居させてあげる方が無難です。

窓の近くは外気温の影響を受けやすいため、窓から遠い場所に居させてあげることは暑さや寒さから守れるというメリットもあります。

寝床のすぐそばにトイレがある

犬は寝床を汚すことが嫌いです。
トイレと寝床が近い場合、トイレを我慢することにもつながります

スペースの都合上、どうしても寝床とトイレが近くなってしまう場合は、クレートを寝床にして境界線を作るとうまくいくことがあります。

犬に留守番をさせるときのポイント

それでは、犬にお留守番を覚えさせるには、どのような試みをしていけばよいのか、紹介していきます。

まずは短時間から慣れさせよう

留守番に慣れていくためにも、まずは短時間から試していくのがおすすめです。

1時間や2時間、3時間と増やしていき、徐々に6時間、8時間と長くしていきます。

少しずつ留守番の時間を長くしていくことで、犬も「飼い主さんが少し待てば帰ってくる」と覚えることができます。

ひとり遊びをさせる

犬は飼い主さんとの遊びを好む子が多いですが、いつも一緒に遊べるわけではありません。

ひとりでも使えるおもちゃを用意して、誰もいない時でも遊べるようにトレーニングしましょう。

好みのおもちゃを見つけてあげると、ひとり遊びも覚えやすくなります。

犬との適度な距離感を保つ

愛犬をたっぷり可愛がりたい気持ちはよく分かりますが、あまりにも構いすぎると飼い主さんと離れることへの不安が大きくなります。

出掛けるときや帰宅時に過剰に構うことはやめて、適度な距離感を保ちながら自然にふるまうことが大事です。

犬が安心できる環境作りをする

留守番中に思わぬアクシデントが起こらないように、安心して過ごせる環境を確保しておくことも飼い主の重要な役目です。

安全を確保

家中をあちこち移動できるようにすると、事故のリスクも高まります。

慣れないうちは、ケージ内や特定のお部屋だけで過ごせるようにしましょう。

落として割れるもの・壊れるものは置かずに、コード類はかじれないよう避けておきます。

快適に過ごせる居場所を作る

犬が落ち着ける狭くて暗い空間にベッドを置く、窮屈ではないサイズのケージを設ける、室温を快適に保つなどに注意して、過ごしやすい空間をつくりましょう。

水を食事の準備

いつでも喉の乾きや空腹を満たせるように、水分と食事を置いておく必要があります。

特別なおもちゃを準備

お気に入りのおもちゃや、寂しさを忘れて楽しく遊べるようなおもちゃがあるよよいですね。
特におすすめなのは、おやつを隠して少しずつ見つけながら遊べるおもちゃです。
頭の体操になり、夢中になる子もたくさんいます。

在宅中には十分なスキンシップを

犬は群れで生活をする動物のため、基本的に留守番は苦手です。
一緒に過ごせる時間は思いっきり遊んだりさわったりしてコミュニケーションをとってあげましょう

適度な距離感を保ちつつ一緒に楽しむ時間を設けるのは難しい面もありますが、メリハリを意識してみるとよいのではないでしょうか。

犬の留守番時に気を付けたいこと

犬にお留守番をさせるときは、特に以下の事故やケガ等に注意が必要です。
できるだけリスク管理をして未然に防ぐ努力をしましょう。

火事などの事故

犬が留守番中に台所に入り、ガスコンロのスイッチを押すなどして火災につながる事故が実際に起こっています。

留守番中はケージに入れる、ガスの元栓を閉める、ガスコンロのスイッチにロックをかけるなど徹底して予防しましょう。

病気やケガ

離れている間に犬に不調が生じても、飼い主さんはそばに居ないためすぐに気づくことができません。

一緒にいる時間が短いほど、ケガや病気への発見が遅れることを意識しておきましょう。

一緒にいる時間に、いつもと変わった様子がないか確認する癖をつけることが大切です。

犬によるいたずら

クッションやソファーが噛みちぎられて中身が散乱したり、ゴミ箱がひっくり返されたり。

ティッシュがすべて出されたり。

犬にとっては遊びのつもりかもしれませんが、遊んでよいものとそうでないものをきちんと教えてあげる必要があります。

環境を整えて広めのケージ内で過ごせるようにすれば、いたずらをするきっかけもなくなります。

お留守番でおすすめのお役立ちグッズ

最近は、留守番中の愛犬の様子を確認し把握できる便利なグッズも増えています。

異変に早く気づくために、こうした便利グッズを上手に活用するのもおすすめです。

スマートロック

家族が家にいるかどうか、帰宅したかどうかがスマホから確認できるサービスです。

犬に留守番をさせていても、家族が帰宅したことが分かればひと安心ですね。

また、外出先から玄関の解錠もできるため、ペットシッターさんに家の鍵を渡す必要がなくセキュリティ面でも安心です。

スマートカメラ

スマートカメラを設置しておくと、外出先でもスマホから愛犬の様子が確認できます

遠隔操作をしてカメラの向きを変えたり、動作を検知するセンサーで追尾したり。
飼い主さんの声を届けることも機能によっては可能です。

ペットシッターの方にお願いする場合も、カメラで様子が確認できると安心ですね。

モーションセンサー

モーションセンサー搭載のエアコンや照明を使うと、愛犬の動きに応じて自動でスイッチが入ったり、快適な温度で空調が調整できたりして、より快適な空間になります。

愛犬だけでなく人間の動きにも合わせてくれるため、飼い主さんにとってもメリットがあります。

スマートスイッチ

エアコンや照明、テレビなど、外出先から家電操作ができるシステムです。

夕方になったら外出先から照明をつける、日中の気温が思った以上に高くなったらエアコンをつけるなど、自宅に戻らなくても操作ができます。

暗くなった室内でお留守番をさせる必要がなくなりますね。

愛犬が留守番しやすい愛犬家住宅を建てるなら藤島建設

人はもちろん、しっぽのある家族もともに快適に暮らせる家、それが藤島建設の「愛犬家住宅」です。

家の中でもストレスなくグルグルと回れる動線や、愛犬との暮らしであったら便利な設備や間取り。

愛犬の留守番を快適にし、飼い主さんとの楽しい時間は思いっきり遊べるような、心地よい住まいです。

暮らしてみてはじめて実感する、利便性の良さが分かるポイントもたくさんあります。

気になる方は、これまでに愛犬家住宅を建てた飼い主さんたちの声を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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