赤ちゃんにとって床選びはとても大切
赤ちゃんの生活というのは、床に寝転がることから始まります。
やがてハイハイをするようになり、立ち上がるようになっても、目線は大人よりもずっと低いところで生活をしています。
赤ちゃんにとって、床での生活は切り離すことができません。
赤ちゃんのいるご家庭において、床選びはとても大切なことなのです。
例えば、床は硬くてかわいそうだからといって、布団やベッドといったふかふかの環境で過ごさせると、硬い床に寝かせたときに泣いてしまう場合があります。
なので、多少硬さのある床でも、過ごすことができるようにしてあげたいですね。
今回はフローリングと床暖房について、赤ちゃんが安全で快適に過ごせるコツについてご紹介します。
フローリングで赤ちゃんが安全に過ごせるコツ
赤ちゃんがフローリングで安全に過ごすために、次の3つの点に注意しましょう…!
「フローリングのまま」は年齢が大きくなってから
木のぬくもりが感じられるフローリングは、赤ちゃんにとっても心地よく感じることでしょう。
幼少期から木材との触れあいを高める「木育」にもぴったりです。
しかし、フローリングの床は硬いので、赤ちゃんにとってはリスクがあります。
つかまり立ちやハイハイをしだした赤ちゃんなら、転倒して頭を打ったり、滑って転んで怪我をする危険性もあるでしょう。
上記のことより、フローリングのままで過ごすのは、ある程度年齢が大きくなってからがおすすめです。
有害物質が発生しないフローリングを選ぶ
無垢材を使用したフローリングは、有害物質が発生せずに快適なのですが、価格が高く、汚れが落ちにくいのがデメリットです。
子育て中は、どうしても床が汚れがちなので、メンテナンスが簡単な複合フローリングを選ぶ方が多いでしょう。
その際は、ホルムアルデヒドなどの有害物質の発生量が少ない素材を選ぶことが大切です。
フローリングにはジョイントマットがおすすめ
ジョイントマットとは、四方がギザギザにカットされた正方形のマットです。
それらをパズルのように組み合わせ、敷きたい部分の大きさに合わせて必要な枚数をつなぎ合わせて使用します。
厚みがあり、クッション性に優れているので、赤ちゃんが転倒しても安心です。
また、汚れた部分だけ取り外して洗えるので、いつも清潔に使うことができます。
コルク、木目調、キャラクター柄など、種類も豊富なので、好みやインテリアに合わせて選ぶことができます。
床暖房で赤ちゃんが快適に過ごせるコツ
床暖房を使用する時には注意も必要なので、次のことに注意しましょう!
床暖房の使用で心配される赤ちゃんの症状
家を建てるときに、床暖房を希望されるお客様は多くいらっしゃいます。
足元からポカポカと温めてくれる床暖房は、とても快適なものですが、赤ちゃんがいるご家庭では注意が必要です。
まだ動けない赤ちゃんは、気づかないうちに「低温やけど」を起こしていたり、たくさん汗をかくことで「脱水症状」や「あせも」ができてしまうこともあります。
また、赤ちゃんは大人とは暖かさの感じ方が異なり、体温調節機能も十分に発達していません。
大人が心地よいと感じる温度が、赤ちゃんにとって最適な温度だとはいえないので、床暖房の温度設定や使用時間などには十分注意しましょう。
床暖房は温水式がおすすめ
床暖房には、電気式と温水式があります。
電気式床暖房は、ヒーターの発熱量が一定なので、赤ちゃんがずっと同じ場所で寝ていると、熱が蓄積して低温やけどを起こすリスクがあります。
一方、温水式床暖房は、お風呂と同じぐらいの温度の温水を、床下に循環させて温めているので、接触している部分の温度が上がりすぎる心配がありません。
床暖房対応のジョイントマットが最適
ジョイントマットには床暖房対応のものもあります。
床暖房がついたフローリングの上に、床暖房対応のジョイントマットを敷くことで、赤ちゃんも大人も快適に過ごすことができます。
赤ちゃんにとって快適な床選びを
家は、赤ちゃんが成長して大人になるまで過ごす大切な場所です。
赤ちゃんにとって過ごしやすく、すくすくと成長できるような床を選んであげたいですよね。
藤島建設では、赤ちゃんにとって過ごしやすい家づくりをサポートさせていただきます。
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