地下室は、狭小なスペースを最大限利用するのに適した場所です。
また、プライバシー確保にも優れており、音楽や映画といった趣味の場として大いに活用できます。
地下室をより快適な環境にするためにも、ドライエリアを作ることをおすすめします。
この記事では、まずドライエリアとはどんなものか。そして、その必要性とメリット・デメリットについて紹介していきます。
ドライエリアとは何か?その必要性とは?
第一に、ドライエリアとは「から堀り」のことです。地下室がある建物の屋外側の地面を掘ることでスペースを確保するのです。
その目的は、採光や通風、防湿にあり、このスペースのおかげで地下室にも窓を設けることもできます。
また、非常時の避難経路としての利用も期待できます。
従来では、地下室の居室としての利用は許されていませんでした。
しかし、建築基準法の改正により、ある一定の条件の下で地下室の居室としての利用が認められました。
衛生の観点から、建築基準法では、原則として地下室にドライエリアの設置が定められています。
ドライエリアのメリット・デメリットとは?
ドライエリアの設置が、私たちにどのようなメリット・デメリットをもたらしてくれるのでしょうか?
それぞれについて確認してみましょう。
ドライエリアのメリット
ドライエリアは、地面から1.5〜3メートルほどの位置に設置されます。
深い位置にあるため、プライバシーの確保に優れています。
地上にちょっとした塀を設けることで、大きな窓を設けたともしても、地上から中は見えません。
また、大きな窓を設置できるため、ドライエリアと庭もより強いつながりを持つことになります。
密集した住宅地において、プライバシー確保は難しいかもしれません。そんなときには、地下にメインスペースを設ける方法も有効な手段です。
ドライエリアのデメリット
ドライエリアのデメリットとしては、コストがかさんだり、工期の延長が挙げられます。
また、ドライエリアを設置し、地下室に窓を作ると、せっかくの防音性の質が落ちる可能性も考えられます。
近年では、ミニドライエリアという、省スペースで、その深さが浅いものも多く見られます。しかし、それが地上と同じ条件と認められるには、最低でも奥行き1メートルは必要になります。
地面を掘ると地下水が湧く可能性があるエリアでは、施工や建物に重大な影響が及ぶため、地下室の施工は非常に困難です。
道路が拡張されたり、新しい道路の計画がなされている土地では、地下室や鉄筋コンクリート造の建物の建築が制限されており、地下室は設置不可能です。
地下室の施工について、事前に調べておくことが大切です。
機能的な地下室で生活を豊かに!
地下室は、狭小住宅でのスペースの有効活用に一役買ってくれます。
藤島建設で、ドライエリアを設置し、快適な地下室を手に入れてみませんか。
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藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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