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クロスの修復は自宅でできる?新品同様にして、気分も爽快に!

2024/04/22

目次

クロスはどうしても劣化してしまうもの

ご家庭でもクロスの破損は修復できる?

気に入ったクロスを長く愛用しよう

クロスはどうしても劣化してしまうもの

クロスはインテリアのイメージを左右する重要なアイテムです。

そのため、家づくりの際にクロスの色や柄の選択に時間をかける方は多くいらっしゃいます。

紙、布、ビニールなどが主な素材ではありますが、近年ではシックハウス対策として「自然素材」が採用されたり、ペットのいる家では防臭性のある素材が採用されたりするケースも見られます。

しかし、いくら時間をかけてクロスを選んでも、経年劣化は避けられません。

汚れ、破損、めくれ上がりが目立つようになってくると、家全体がくすんで見えてしまいがちです。

とはいえ、クロスの貼り換えを専門業者に頼むと手間も費用もかかってしまうもの。

そこで今回は、ご自宅で簡単にできるクロスの修復方法をご紹介します。

ご家庭でもクロスの破損は修復できる?

修復は、クロスがどのような状態かによってその方法が異なります。

汚れが目立つ場合

クロスの種類によって掃除の方法は変わってきます。

ビニールクロスであれば、掃除機でホコリを吸い取ってから、台所用中性洗剤を数滴たらした布巾で表面を拭きましょう。

そして、洗剤を含まない布巾で水拭きし、濡れたところを乾いた布巾で拭きとって仕上げをします。

紙や布製クロスの場合は水拭きするとシミになってしまう可能性があるため、水拭きは避けるのが賢明です。

目立つ汚れがある場合は、濡れ布巾を固く絞り、軽くたたくようにして汚れを除去していきましょう。

また、少しの汚れであれば、消しゴムで消せる可能性もあるので試してみてください。

破れ、穴がある場合

お子さんやペットがいるご家庭では、クロスが破れたり穴が開いたりすることもあるでしょう。

実は、小さい破損であればご自身で修復することができます。

まずは修復に必要な道具を揃えるところから始めましょう。

必要な道具としては、リペアシート、修正用クロス(裏糊付き)、パテ、パテベラ、サンドペーパー、カッター、ローラーがあります。

どれもホームセンターやネット通販などで、手ごろな値段で購入できます。

続いて、手順を紹介していきます。

 

① カッターで破損している部分の周りに切れ込みを入れ、壁紙をはがします。

 

②破損している部分にリペアシートを貼ります。

糊付きの市販のシートを使えば簡単に貼れますが、この場合、リペアシートは①の切れ込み部分よりも小さくしておきましょう。

 

③パテを練り、パテベラでリペアシートに塗ります。

一度で全部を塗るのではなく、薄く塗り伸ばすようにするのがポイントです。

乾燥したら、サンドペーパーをかけて平らにしましょう。

この作業を3~5回ほど繰り返し、表面を滑らかに仕上げます。

 

④パテの上に修正用のクロスを貼ります。

接着剤を使うと表面がでこぼこする可能性があるので、裏糊付きのタイプを選ぶのがオススメです。

裏糊付きでない場合、ジョイントコークや壁用の糊で代用するとよいでしょう。

 

⑤補修用クロスと既存のクロスの重なった部分にカッターで切れ込みを入れます。

余分な補修用クロスをはがし、その下で重なっていた既存のクロスも綺麗にはがしましょう。

仕上げに、補修用クロスの上からローラーをかけます。

ローラーは厚手のタオルでも代用可能です。

隅がめくれ上がっている場合

接着剤が劣化することで、クロスの隅がめくれ上がってしまうこともあります。

この場合は簡単に修復することができます。

めくれ上がった部分にジョイントコーク、あるいは壁用の糊などを塗ることで貼り戻し、クロスの上からローラーをかけ、空気を抜けば修復完了です。

ローラーは厚手のタオルでも代用可能です。

うまく接着できないときは、ピンなどで仮止めすると効率よく行えるでしょう。

気に入ったクロスを長く愛用しよう

家の中には様々なインテリアがありますが、その中でも、クロスは特に重要な役割を果たします。

クロスの破損などを修復して新品同様の状態に戻せば、何だか気持ちまで明るくなるものです。

また、ご自身で修復できると家計の負担も軽減できます。

お子さんやペットが悪さをした場合でも、ついきつく叱ってしまうこともなくなるかもしれません。

 

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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