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暖炉設置は慎重に!日常的なメンテナンスや注意点も紹介
2024/10/22
暖炉は、その自然な温かみが心地よい魅力的な暖房設備です。
家に暖炉を設置したいと考える方も多いのではないでしょうか。
ただし、暖炉を設置する際にはいくつか注意しならなければならないことがあります。
また、暖炉設置後のメンテナンスの必要性や日常で注意点しなければならないことを知っておく必要があるので、導入を検討する時点で確認しておきましょう。
そこで今回は暖炉を設置する際の設計方法や日常のメンテナンス、薪の管理方法などについて詳しく解説します。
暖炉は、家の構造や風通しも考慮して最適な設置場所を決める必要があります。
また、暖炉の種類によって、壁からどのくらい離す必要があるか等も決まっています。
壁や床を熱から守るために、レンガなどの耐火性の高い素材を使用するなどの配慮も必要です。
暖炉には煙の排出のための煙突が必要です。
風の流れ次第では周辺の環境にも影響が出るため、その点も考慮し煙突の場所を検討しましょう。
煙突掃除がしやすい場所であると、より使い勝手が良くなります。
火を使う暖炉は、安全対策が何より重要です。
周辺に可燃物を置かないようにするのはもちろんのこと、耐熱ガラスなど熱に強いもので暖炉を囲む必要があります。
また、小さな子供やペットがいるご家庭では、特に注意しなければなりません。
暖炉の周りにガードを設置するなどして、暖炉に触れて火傷してしまうといった事故を防ぎましょう。
暖炉は灰やすすがたまると煙がうまく排出されず、室内に煙が充満します。
一酸化炭素中毒などの危険性があるため、定期的に煙突掃除をしなければなりません。
煙突にすすが詰まっていたり、使用しない春や夏に鳥が巣を作っていたりすると火災を引き起こす原因にもなります。
年に1度は専門業者に掃除してもらうようにしましょう。
暖炉の燃料となる薪は、乾燥しているのが理想的です。
湿った薪を使用すると煙が多く発生し、暖炉や煙突の内部にすすが溜まりやすくなります。
風通しの良い場所に薪を置いて、しっかりと乾燥した状態のものを使うようにしましょう。
また、薪の保管場所も工夫が必要です。
屋外に薪を保管する際は、雨や風が当たらないようにカバーをかけるなど対策を施しましょう。
暖炉の使用中に十分な換気が行われていない場合、一酸化炭素が室内に溜まって大変危険です。
適度に窓を開けたり、換気扇を回して空気の入れ替えを行う必要があります。
一酸化炭素警報器を設置することで、万が一の場合に備えることができます。
暖炉は設置方法や安全対策など、様々な要素を考慮しなければなりません。
暖炉のある家づくりをしたいと思ったら、住宅のプロに相談しながら慎重に進めていきましょう。
藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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