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夏を快適に!遮熱窓の選び方と設置のポイント

2025/05/27

目次

遮熱窓の基本と種類を知ろう

遮熱窓の効果を最大限に引き出すポイント

遮熱窓選びで注意したいポイント

遮熱窓と併せて取り入れたい対策

まとめ

近年の日本の夏は、非常に厳しい暑さが続きます。

これから家づくりをするなら、夏も涼しく快適に過ごせる住まいにしたいと考える方も多いでしょう。

実は遮熱窓を取り入れることが暑さ対策になることはご存じでしょうか。

遮熱窓は、外からの熱をしっかりとブロックし、室内の温度を快適に保つ役割を果たします。

今回は、そんな遮熱窓の効果的な選び方や設置のコツをご紹介します。

遮熱窓の基本と種類を知ろう

遮熱窓には、大きく分けて以下の2種類があります。

 

・Low-Eガラス:特殊金属膜をコーティングすることで赤外線を反射させます。

・熱線反射ガラス:金属酸化物の薄膜により日射を効果的にカットします。

 

どちらも優れた遮熱性能を持っていますが、それぞれ特徴が異なるので、設置場所や目的に応じて選択することが大切です。

遮熱窓の効果を最大限に引き出すポイント

効果的な設置場所を選ぶ

特に西日が強く当たる場所や、日中の日差しが強い南向きの窓に遮熱窓を設置すると効果的です。

例えばリビングや子供部屋など、家族が長時間過ごす空間に優先的に設置するとよいでしょう。

2階の窓は1階よりも日差しの影響を受けやすいため、日の差し具合を考慮して重点的に対策をしましょう。

 

複層ガラスとの組み合わせ

遮熱性能をさらに高めたい場合は、複層ガラスと組み合わせましょう。

空気層によって断熱効果がプラスされ、より一年中快適な室内環境が保たれます。

これにより、「夏は涼しく・冬は暖かい」快適な室内環境を作ることができます。

特に寒冷地では、この組み合わせが効果的です。

遮熱窓選びで注意したいポイント

遮熱窓を選ぶ際は、以下の3つのポイントに特に注意を払いましょう。

1. 遮熱性能をチェック

日射熱取得率(数値が小さいほど遮熱性能が高い)や可視光線透過率をチェックしましょう。

ただし、遮熱性能が高すぎると室内が暗くなる可能性があるので、バランスを考えることが大切です。

 

2. 予算と効果のバランスを考える

遮熱窓は一般の窓ガラスと比べると価格が高くなります。

すべての窓を遮熱窓にするのではなく、効果が高い場所を選んで設置することで、コストパフォーマンスを上げることができます。

 

3. メンテナンス性の確認

特殊なコーティングが施されているため、清掃方法には注意しなければなりません。

メーカーが推奨するお手入れ方法を確認し、長く性能を維持できるようにしましょう。

遮熱窓と併せて取り入れたい対策

遮熱窓の効果をさらに高めるために、以下の対策も検討してみましょう。

・外付けブラインド

・オーニング

・庇

・バルコニー

・すだれ・よしず

・グリーンカーテン

・遮熱カーテン・遮光カーテン
これらの対策を組み合わせることで、より効果的な暑さ対策が可能になります。

まとめ

 

遮熱窓は、夏の暑さ対策としてとても効果的です。

設置場所や種類を適切に選び、他の対策と組み合わせることで、より快適な住環境を作ることができます。

比較的高い初期投資がかかりますが、長期的に見ると光熱費の削減にもつながります。

家づくりの計画段階で、ぜひ遮熱窓の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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