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注文住宅の建築家プランと、家づくりに大切な心構えについて

2021/02/02

建築家プランには何が記載されている?

建築設計事務所、またはハウスメーカーや工務店を通じて、建築家に住宅設計を依頼する時には、建築家の手がけた「プラン」を受け取ります

この建築家プラン、何が記載されているか知っていますか?

 

建築家プランに必ず記載されているもの

建築家プランのメインは、家の図面です。

「建築確認」において制約される以下の数値が必ず記載されています。

・1階床面積
・2階床面積
・建築面積
・延べ床面積
・建ぺい率
・容積率
・基礎高
・各階の軒高
・天井高さ
・最高高さ
・隣地境界線からの外壁後退
・道路境界線からの外壁後退
・その他、斜線制限に関する規制など

 

これらの数値が確定した上で、間取りプランが記載されているのです。

プランの段階では、間取りの細かい数値は記載されないことが多いです。

建築確認とは、建築物が法令で定められた建築基準に適合しているかを、工事着工前に審査することです。

建築確認申請は、住宅を建てる時には必ず行わなければなりません。

申請後にプランの変更を行いたい場合は、工程や検査に支障がでない範囲でなら可能です。

また、駐車場やガレージの位置、植栽の位置など、後から変更が難しい外構部分の情報も概ね記載されています。

 

建築家プランには「暮らしを想像するための配慮」が描かれている

建築家プランは、建築家によって情報量に差があります。

しかし、お施主様が「暮らしを想像できるように」仕上げられていることが多いです。

図面だけでは分かりにくい部分には、説明文が添えられており、建築家の工夫が伝わりやすい配慮がされています。

また、イメージに近い写真が添えられている場合もあります。

視覚的な情報があると、よりイメージがしやすくなりますね。

等身の人物イラストを配置して、より暮らしを想像しやすく提案する建築家もいます。

マンションの広告によくある、CGを使って実際の土地の写真に外観イメージを配置するプランも、入居後のイメージがしやすくていいですよね。

建築家プランには、新しい住宅での生活がリアルに想像できるような、ワクワクするものが描かれています。

 

お施主様のご要望を建築家にしっかりと伝えることが大切

建築家の仕事は、お施主様が満足できるようなプランを提案することです。

そしてお施主様は、「提案を受け取る側」になります。

建築家と聞くと、「お偉い先生」という感じがして、提案に疑問を感じたり、意見があったとしても、言いづらく感じるかもしれません。

しかし、建築家はあくまで提案者。家づくりの主導権は「お施主様」自身にあるのです。

建築家を「動かす」立場として、お施主様の意見をしっかりと伝え、建築家と共有することが大切です。

最初から「理想の家」を具体的に思い浮かべることは難しいでしょう。

ふんわりとしたお施主様のご要望を、しっかりとカタチにするのが施工会社の役目です。

「お施主様のご要望を、建築家にしっかりと伝えることができる…」そんな施工会社を選ぶことが、理想の家づくりにとって大切なことです。

藤島建設では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。

困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!ご相談はこちらから!

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