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メリットの多い長期優良住宅、認定基準や申請方法は?

2022/03/26

「長期優良住宅」という制度をご存知でしょうか?

税金対策として非常にメリットが大きい制度とは言え、どのような点に注意したら良いのかわからない方も多いかもしれませんが、

マイホームの建設は人生において数少ない機会ですから、環境面にも秀でた住宅を検討してみてはいかがでしょう。

今回は、長期優良住宅となるための認定基準の概要や申請の手続きについて解説いたします。

認定基準は?

認定基準は9つの性能項目からなり、

劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画です。

詳細は国土交通省のHPなどを参照することをおすすめします。

認定申請の時期や注意点

まず着工前に、このような性能項目を満たすことを示す「長期優良住宅の建築及び維持保全に関する計画」を作成する必要があります。

着工前ですから、わからないことがあれば設計者や施工者の方に聞いてみると良いでしょう。

逆に言えば着工前に作成する必要があるため、認定が受けられないプランとならないよう、

長期優良住宅の制度を利用する意思を設計者や施工者に早めに伝えておくことが肝心です。

 

さて、マイホームの審査が通れば適合証を授与でき、その後行政に建築計画と維持保全計画を提出することで、

いよいよ長期優良住宅の認定となります。

認定を受けたあとの注意点

認定を受けたからといって終わりではなく、

長期優良住宅の場合は定期的な維持保全と、その行為や状況について報告するための記録を作成しなければなりません。

この保全行為がおざなりであったりすると認定取り消しとなってしまうこともあるため、注意が必要です。

維持保全とは?

では、維持保全とはどのようなことをすれば良いのでしょうか。

意識として重要なのは、マイホームの小さな変化への気づきやこまめなお手入れです。

特に雨漏りや部材の腐食を招く湿気などはマイホームに重大な影響を与えかねず、放置すると多大な修理コストがかかりますから、

気づいた時に早めに適切な対策を行いましょう。

 

屋根や外壁、床下、基礎の定期点検も必要となります。

特に補修時期を設定した場合には点検及び修繕の期限がありますから、

ご自身での点検とするか専門業者への依頼とするか早めに決定して対応しましょう。

長期優良住宅のご相談なら

このように長期優良住宅に関する設計・施工・申請手続き・維持保全は多岐に渡る検討項目があるため、

どうすれば良いか悩んでしまうこともあるでしょう。

特に法律や補助金が絡みますし、長期優良住宅にするメリット・デメリットもすぐには理解しづらいかもしれません。

弊社では豊富な実績を背景に、長期優良住宅に関するアドバイスやご提案を差し上げることも可能です。

困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!ご相談はこちらから!

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