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おしゃれも快適も叶える!理想の屋根色で暑さをしのぐ家づくり

2025/07/27

目次

屋根の色が室温に与える影響って?

遮熱効果の高い屋根色とは?

デザイン性と遮熱効果の両立

屋根色選びのポイント

まとめ

屋根の色は、家の印象を大きく左右する重要なポイントです。

好きな色を選ぶことも大切ですが、屋根の色選びには見た目以上の意味があるのをご存じでしょうか。

かっこいい黒の屋根を採用したところ、夏の電気代が大幅にアップしてしまった!なんて失敗談も少なくありません。

実は、屋根の色は室内温度に影響があるのです。

今回は、おしゃれな家を実現しながらも、夏の暑さ対策ができる屋根色選びのポイントをご紹介します。

屋根の色が室温に与える影響って?

屋根の色によって太陽光の反射率が異なるため、室温への影響も変わります。

 

・明るい色は太陽光を反射しやすい:白い屋根だと反射率は約80%程度

・暗い色は吸収しやすい:黒い屋根だと反射率は15%程度

 

つまり、黒い屋根の家は白い屋根の家と比べて、室温が3〜5度ほど高くなることもあるのです。

ここまで室温が違うと、冷房効率にも大きく影響します。

黒い屋根を採用した場合、白い屋根を選んだ場合よりも光熱費が高くなる可能性があると言えます。

遮熱効果の高い屋根色とは?

遮熱効果が高い屋根色は、一般的に明るい色や淡い色です。

具体的には以下のような色が効果的と言われています。

 

・白

・ライトグレー

・ベージュ

・薄いブルー

・薄いグリーン

 

上記の色は太陽光を効果的に反射します。

これにより、屋根の温度上昇を抑えられ、室温の上昇も抑えられます。

より高い効果を期待するなら白を選びましょう。

しかし、デザイン面での制約もあるため、好みや周囲の景観との調和を考慮して選ぶとよいでしょう。

デザイン性と遮熱効果の両立

「遮熱効果は欲しいけど、白い屋根はちょっと…」と思う方も多いでしょう。

そういった理由もあり、最近では、暗い色でも遮熱効果の高い屋根材が開発されています。

遮熱塗料」や「クールルーフ」と呼ばれる屋根材は、見た目は濃い色をしています。

しかし、太陽光を効率よく反射する特殊な塗料や素材を使用しているので室温を高めにくいのです。

例えば、濃いグレーや茶色、さらには黒色の屋根材でも、こういった屋根材を採用すれば通常のものと比べて10〜20%ほど反射率が高くなるケースも。

これにより、デザイン性を損なうことなく、ある程度の遮熱効果を得ることができるのです。

屋根色選びのポイント

理想の屋根色を選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。

 

・地域の気候

・周辺環境との調和

・家の外壁との相性

・メンテナンス性

・将来の売却可能性

 

上記のポイントをしっかりと考慮し、自分たちの好み・ライフスタイルにぴったりの屋根色を選びましょう。

「どれにすれば良いかわかならい」という方は、設計士やハウスメーカーに相談してみてくださいね。

プロの視点からアドバイスをもらえるはずです。

まとめ

屋根の色は、単なる見た目の好みだけでなく、暮らしの快適性に大きく影響します。

特に、遮熱効果の高い色を選ぶことで、夏の暑さ対策や省エネにつながり、長期的には光熱費の節約にも貢献します。

しかし、家の外観はご家族にとって大切な顔でもあります。

そこで大切となるのが、デザイン性と機能性のバランスです。

最近では、最新の遮熱技術によって、お好みの色でも十分な遮熱効果が得られる可能性が高まっています。

ぜひ今回の内容を参考に、そして、プロの意見も聞きながら、理想の家づくりを進めていきましょう。

 

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!ご相談はこちらから!

 

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