shere

close

blog

屋根材を選ぶにあたって知っておくべき三つの素材の違いとは!

2022/12/27

屋根はデザイン・素材の両方にこだわりを

屋根のデザインには和風・洋風といった風合いや、現代的と伝統的といった時代に沿ったものがありますが、それだけでは分類できないような新しいデザインの屋根も近年では増えてきています。しかし、新築・リフォーム時に屋根について考える時、そのデザインだけを考えればいいというものではありません。その素材も考慮すべき重要な要素なのです。最も一般的な三角屋根、環境にも配慮している太陽光発電を搭載した屋根、昔ながらの和瓦、最新式の屋根といった多様な屋根から選ぶことができます。普段の生活の中で、屋根材のことを気に掛ける機会はないかもしれないですが、実際に良いものを選ぶとなると、当然それに関する基本知識が必要となってきます。この記事では、スレート・瓦・金属という住居によく使われる三つの素材について、説明していきます。

スレート屋根の特徴は?メリット・デメリットは?

スレートというのは、粘土板岩を薄い板状へと加工した屋根材です。そのオシャレな見た目から洋風のテイストを存分に醸し出してくれ、スレート屋根を選んだ方のおよそ69%は見た目で選んだと回答しているようです。スレート屋根には4つの種類があり、石綿スレート・天然スレート・無石綿スレート・セメント系スレートに分類されます。スレート屋根のメリットは、素材が軽いためにコストを抑えることができ、なおかつ、高い耐久性能・耐火性・耐熱性、耐腐食性といった点が優れていることです。また、カラーバリエーションも豊かで、その使いやすさから、構造が複雑な屋根にも高いデザイン性を維持したままの施工を行うことができます。その一方、苔が生えやすい素材であることや、屋根が割れたり反ったりすることがあり、耐熱性や防水性といった性能を維持するために、定期的な塗装が必要になるというデメリットもあります。

瓦屋根の特徴は?メリット・デメリットは?

瓦屋根とは、粘土の形を整え、焼いた屋根材です。粘土瓦や焼き瓦と呼ばれることもあります。瓦屋根のメリットは、耐久性・耐火性・防水性・断熱性・遮音性・デザイン性など多くの点で優れていることです。それに加え、塗装しなくてもその美しさをキープできる和瓦は、維持するための作業がほとんど必要ないことも長所の一つです。焼き物特有の暖かさのある風合い、高級感をまとう瓦は、家の見た目にアクセントを加える働きをし、その住宅を個性的に魅せてくれます。デメリットとしては、その重さにより、耐震性が劣ることが挙げられます。また、衝撃に弱く、割れやすい点も短所です。瓦が歪んだまま放置してしまうと、雨漏りの原因となったり、強風・地震といった自然災害で瓦が落下する危険性もあるので、瓦の破損・割れ・欠け・ずれといった事態に注意しましょう

金属屋根の特徴は?メリット・デメリットは?

金属屋根には、鋼板・アルミ・ステンレスといった色々な素材が用いられます。また、金属の配合率の違いやメッキの方法により、さらに細分されます。金属屋根のメリットは、その重さが1㎡あたり約5~6kgと非常に軽いことから耐震性に優れ、その上、安価で燃えにくく、防水性の点でも優れている点が挙げられます。こちらもスレート屋根同様、豊富なデザイン性・カラーバリエーションから選択することができ、高い防水性能、耐久性、耐候性のおかげで、メンテナンスの頻度を抑えることができます。その一方、金属屋根には遮音性に劣るというデメリットがあります。そのため、雨音がうるさかったり、その熱伝導率の高さから、断熱性に劣ることも欠点となります。また、錆びやすい金属もあるため、特に海の近くでは塩害等に注意しましょう。

屋根材でお悩みであれば専門家に相談を

屋根を選ぶ際、デザイン・素材の両面から判断することが大切です。屋根材を選ぶ重要な要素としては、強さ・寿命年数・重さ・デザイン・メンテナンスがあります。その初期費用だけではなく、今後のメンテナンス費用もきちんと考えておくようにしましょう。それぞれの環境に応じて、どのような屋根材が適しているかは異なります。太陽熱、風雨といった自然的条件の検討も忘れないようにしましょう。以上の事柄をご自身ですべて確認するのは非常に困難です。そのため、住宅の専門家に相談し、必要なポイントの確認に役立ててみてください。

まとめ

屋根を選ぶ際、デザインだけでなく素材についても検討しましょう。屋根の基礎知識を得て、理想の住環境を実現させましょう!

藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!ご相談はこちらから!

MODEL HOUSE
LINE追加