住宅を購入する際、スマートハウスについて知っておくべし

多くの方がスマートハウスという言葉を耳にしたことがあることでしょう。

テレビCM、ネット広告、雑誌等でもよく見かけます。

しかし、耳にしたことがあっても、スマートハウスが実際にどのようなものかご存じの方はそこまで多くはないかもしれません。

ただ、住宅購入の際、スマートハウスの知識はできればあったほうがいいと思います。

この記事では、スマートハウスがどのようなものかを知るために、その基本を一緒に見ていきましょう。

 

スマートハウスってどんなもの？

第一に、スマートハウスに明確な定義はありません。

しかし、一般的に、スマートハウスは、太陽光発電のような自家発電システム、そのシステムを通じて発電したエネルギーを蓄電池で蓄え、それをHEMS（ホームエネルギーマネジメントシステム）と呼ばれるエネルギー消費を目に見える形で最適化する設備のある住宅を指しています。

端的に言うと、エネルギー効率が高い家のことです。

IOT住宅は利便性を重視していますが、スマートハウスが重視しているのは省エネです。

近年の家づくりにおいて、どちらも知っておくべき言葉ですが、それらの概念は全く異なります。

 

スマートハウスのメリット、デメリット

スマートハウスでは、最新の設備で住宅のエネルギー効率を上げていきます。しかし、そこにはメリットもデメリットもあるのです。

メリット

スマートハウス最大のメリットは、節電の容易さでしょう。それに加え、自家発電エネルギーを活用し、光熱費を大幅にカットすることができます。

蓄電池に電気を蓄えておけば、災害時にも電気を使うことができます。

デメリット

スマートハウス導入で、長期的な目線に立てば、光熱費の大幅カットが可能なのですが、どうしても初期費用がかさんでしまいます。

節約という一点に限ると、その初期投資の回収にはかなりの時間を要するでしょう。

また、メンテナンスにもお金はかかるものです。

月日が経つと、故障の可能性も上がり、そのための修理費も払わなければなりません。

初期投資に加え、スマートハウスの設備自体の維持にもコストがかかるのです。

スマートハウスといった最新設備だけでなく、住宅の設備にはメリット・デメリットがつきものです。

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