建坪って何?
坪単価の計算や、家の間取り、庭の広さを考える時に、「建坪」という言葉をよく使います。
例えば「建坪18坪で、坪単価は60万です」と何気なく言われる場合がありますが、建坪とは厳密には何をさしているのでしょうか?
建坪とは、建築面積を坪数に換算したものです。
建築面積は分かっているけれど、「いったい何坪なのか?」を知りたいときにも便利です。
しかし、建坪という言葉はきちんと定義がされておりません。
そのため、「建築面積」を基準にすることもあれば、「1階床面積」を基準にすることもあるのです。
仮に「建築面積」を基準にした場合、1平米(㎡)は0.3025坪なので以下のような計算式になります。
建坪=建築面積(㎡)×0.3025
建築面積と1階床面積との違い
建築面積とは、建物を真上から見たときの面積(水平投影面積)のことです。
(こちらはきちんと建築基準法で定義が定められています。)
1階床面積とは、字の通り1階の床面積のことです。
建築面積は、屋根つきのガレージや、1m以上突き出たバルコニーやひさしなども含まれるので、通常は1階床面積よりも大きくなります。
つまり「建坪18坪」といっても、「建築面積18坪」なのか、「1階床面積18坪」なのかで意味が異なります。
施工者によって、「建築面積」と「1階床面積」のどちらを基準にして建坪を計算したのか、きちんと確認しましょう。
建坪のほかに「建物面積」という言葉にも注意
建坪のほかに、「建物面積」も定義が明確でない言葉です。
「建物面積」という時は、「延べ床面積」をさすことが多いです。
「延べ床面積」は各階の床面積の合計のことで、建築基準法で定義が定められています。
(建築基準法では「延べ面積」と記載されています。)
例えば「土地45坪、建物面積30坪です」という場合、1階と2階の床面積の合計が30坪という意味かもしれません。
その場合、「建築面積」と「建物面積」では数値が倍ぐらい違うので、取り違えないように注意しましょう。
建坪のことならプロに相談しよう
建坪という言葉は、厳密な定義がないので混乱するかもしれません。
少しでも疑問に感じたら、プロに相談することをおすすめします。
建坪についてきちんと理解して、快適に暮らせる家づくりを実現させましょう。
藤島建設では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
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