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将来のために備えよう!戸建て住宅の修繕積立のススメ

2025/01/01

目次

どうして修繕積立が必要なの?

修繕にかかる費用はどのくらい?

スムーズに修繕積立を進めるには?

まとめ

マイホームを建てることは、多くの人にとって憧れであり、人生の大きな目標の1つです。

しかし、家を建てたらそれで終わりというわけではありません。

住み始めたその日から、家は少しずつ劣化していきます。

大切なマイホームを守るためには定期的なメンテナンスと修繕が不可欠であり、そのためには修繕用の費用を積み立てておかなければなりません。

そこで今回は、戸建て住宅での修繕積立について解説します。

どうして修繕積立が必要なの?

分譲マンションに住む場合、大抵は毎月決められた額の修繕積立金が徴収されます。

しかし、戸建て住宅の場合は家の修繕費は自分で計画して積立なければなりません。

外壁や屋根、設備機器などは、年月が経つごとに劣化する部分が必ず出てきます。

これらを適切なタイミングで修繕しなければ、家全体の寿命が短くなり、最悪の場合は大規模な修繕が必要になる可能性もあります。

例えば外壁塗装の修繕や給湯器の交換など、修繕費用はまとまった金額になることが多いです。

事前に計画的に積み立てておけば、「急な出費で家計が圧迫される」といった事態も防げるでしょう。

修繕にかかる費用はどのくらい?

戸建て住宅の修繕費用は、建物の築年数や建材、家の大きさによって異なりますが、目安としては以下の通りです。

築10〜15年:外壁・屋根のメンテナンス

屋根や外壁のメンテナンスには100〜200万円程度かかるのが一般的です。

外壁や屋根のひび割れを放置すると雨漏りや内部の木材の腐食につながるため、定期的な塗り替えで家全体を守りましょう。

築15〜20年:給湯器・設備の交換

設備機器の交換費用は約20〜50万円が目安です。

設備機器が突然故障すると、日常生活に大きな負担が生じます。

壊れるまでは使いたいと思われるかもしれませんが、耐用年数を超えたあたりで交換しておくことで、突然の故障を回避できます。

築30年以降:屋根の葺き替え・基礎補修

築30年以降になると大規模な修繕が必要になることが多いです。

数百万円規模の費用を見積もっておきましょう。

スムーズに修繕積立を進めるには?

ライフプランに合わせた積立計画を立てよう

家族構成やライフイベントに合わせて柔軟に計画を見直すことが大切です。

例えば、子供の教育費が多く必要な時期には積立額を少し抑え、その後に増額するなど、状況に応じて調整しましょう。

修繕時期を把握しておこう

家の修繕が必要なタイミングはある程度予測することができます。

例えば、先に述べたように築10年〜15年には外壁・屋根の塗装が必要なので、その時期を目指して事前に資金を準備しましょう。

専門家に相談して適切な資金計画を立てよう

住宅の状態は、一般の方では修繕時期なのかどうかを判断できません。

定期的に家のプロに点検をしてもらい、適切な修繕時期や必要な費用についてアドバイスをもらうのもおすすめです。

プロの意見を聞くことでより適切な資金計画を立てられます。

まとめ

家族とともにマイホームで長く快適に暮らすためにも、計画性を持って修繕積立をしておくことは非常に大切です。

突然の出費で戸惑うことのないよう、新築時から家の修繕やメンテナンスについても考えておきましょう。

また、家づくりで少しでもメンテナンスの手間を減らせるような工夫をすることもできます。

家づくりの希望や不安はぜひ、注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

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