義両親との二世帯住宅を失敗しないためには?
二世帯住宅は、超高齢化・共働き夫婦の増加など、現代社会のニーズに合った理想的な住まいです。
ハウスメーカーや施工会社のパンフレットには、次のように子世帯にとって様々なメリットが記載されています。
- 親世帯からの資金援助が受けられる
- 親世帯に子育て支援をしてもらえる
- 相続上の優遇がある
しかし、メリットばかりに気を取られることはとても危険です。
デメリットにもきちんと目を向けなければ、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性があります。
二世帯住宅を失敗しないためには、不安に感じること、嫌だなと思うことと、きちんと向き合っていく必要があるのです。
二世帯住宅のデメリットについて考える
一般的に、二世帯住宅におけるデメリットには以下のような問題があります。
きちんと向き合い、対策を練ることが大切です。
生活リズムの違い
親世帯は早寝早起きなのに対して、子世帯は夜型の生活になりがちです。
その場合、親世帯は子世帯の生活音が気になり、睡眠不足になる可能性があります。
生活音に関しては、上下あるいは隣同士の間取りを工夫することで解決する方法が有効です。
プライバシーの確保
一つ屋根の下で生活するので、お互いにプライバシーの確保は大切な要素です。
二世帯住宅には「完全共有」「部分共有」「完全独立」と、大きく分けて3つのタイプが存在します。
最もプライバシーが確保できるのは、「完全独立」タイプです。
しかし、建築費用がかさむなどのデメリットもあります。
どの程度プライバシーを確保したいのか、よく考えて計画しましょう。
価値観の違い
人はそれぞれ価値観が異なりますが、世代によってさらに異なります。
特にキッチンは、食生活に関する価値観の違いが顕著に現れやすい空間です。
お互いの価値観を尊重させるには、とにかくよく話し合うことが必要になってきます。
二世帯住宅では義両親と同居する配偶者への配慮が必要
二世帯住宅を建てる上で、最も配慮しなければならないのは、「義両親と同居をする方の気持ち」です。
つまり、配偶者の両親と同居をすることになる旦那様、あるいは奥様です。
夫婦でさえ、もとは他人同士。
義両親と新たに生活するとなると、色々な不安を感じることは当然です。
年齢や立場的にも、義両親に対して意見を言うのは難しいですよね。
直接義両親に言いにくい要望があれば、きっちりと洗い出し、あらかじめ施工会社に相談することが大切です。
家族全員の意見が反映される二世帯住宅を建てよう
藤島建設では、まずご家族皆様の意見を聞くことから始めます。
声の大きい方の意見を聞いたり、誰か一人の意見を優先することはありません。
住宅は一からプランニングをするので、ご家族それぞれの事情や要望を取り入れることは可能です。
きちんと皆様で話し合い、プランニングをすれば、二世帯住宅はすばらしい住まいになります。
義両親との二世帯住宅に不安を感じている方は、ぜひ藤島建設にご相談ください。
困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!ご相談はこちらから!