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バーチカルブラインドのお手入れ方法と長持ちさせるコツ
2025/03/15
オフィスや病院などでよく見かける、縦型のルーバー(羽根)が並んだブラインドを「バーチカルブラインド」と言います。
そのシンプルでスタイリッシュなデザインから、家づくりで取り入れる人も多い、人気のブラインドです。
また、光の調整ができ、外部からの視線を遮れるだけでなく、空間を広く見せる効果も期待できるという特徴があります。
しかし、長期間にわたって美しい状態を保つためには、定期的なお手入れをしなければなりません。
今回は、バーチカルブラインドを長持ちさせるためのお手入れ方法や注意点を、具体的に解説します。
バーチカルブラインドは、他のカーテンやブラインドと比べてお手入れがしやすい素材が多いです。
しかし、適切な方法でお手入れしなければ、汚れが溜まったり劣化が早まったりします。
以下の基本的なお手入れ方法を実践して、長く美しく使いましょう。
バーチカルブラインドのスラットにはホコリがたまりやすいため、柔らかい布やハンディモップを使って定期的にホコリを取るようにしましょう。
窓の内側は特にホコリが溜まりやすいため、窓を開けて通気を良くしながらホコリを払い落とすのがポイントです。
掃除の際は、スラットを一枚ずつ手で動かしながら、優しく拭いたり、ハンディモップで掃除したりしましょう。
週に一度、もしくは季節ごとに行うことで、バーチカルブラインドをキレイな状態に保てます。
ホコリ取りに加えて、掃除機のブラシアタッチメントを使うのもおすすめです。
掃除機のブラシ部分をバーチカルブラインドに軽く当てながら吸引することで、細かなゴミやホコリを吸い取ることができます。
特にスラットの隙間や端に溜まったホコリを取り除くのに効果的です。
ただし、強い吸引力で掃除するとスラットが傷んだり曲がったりする可能性があるため、掃除機を使う際は低速で吸引するようにしましょう。
バーチカルブラインドにはさまざまな素材があり、素材によってお手入れ方法も異なります。
自分のバーチカルブラインドの素材に合った方法を選びましょう。
ポリエステル素材は、軽くて丈夫なため、洗濯しやすい素材です。
ポリエステル製のバーチカルブラインドには洗濯機で洗えるタイプもありますが、洗う場合は必ず洗濯表示に従って洗いましょう。
手洗いモードで洗う場合は、スラットを傷つけないようにネットに入れて洗うとよいでしょう。
また、ポリエステル製は乾きやすいため、洗濯後は風通しの良い場所で自然乾燥をさせるのがおすすめです。
ドライヤーを使うと熱で変形する可能性があるので、無理な乾燥はやめましょう。
アルミニウム製のバーチカルブラインドは耐久性が高いため、水拭きでお手入れするだけで十分です。
ただし、金属製なので、拭いた後は必ず乾拭きして湿気が残らないようにしましょう。
アルミニウム製は汚れが目立ちにくいため、基本的にこまめなお手入れは不要です。
月に1回程度の掃除を行うことでキレイな状態を長く保てます。
ファブリック製のバーチカルブラインドは、柔らかくて温かみのある雰囲気が魅力です。
ただし、汚れがつきやすいというデメリットがあります。
洗濯できるタイプであれば、手洗いまたは洗濯機で洗うことができますが、必ず洗濯表示に従って洗うことが大切です。
また、ファブリック素材は乾燥が遅いのが特徴です。
乾燥機の使用は避けて風通しの良い場所で乾燥させるようにしましょう。
バーチカルブラインドを長く使うためには、定期的なお手入れだけでなく、いくつかのポイントに注意することが大切です。
特に湿気の多い場所に設置している場合や梅雨時期は、湿気によってカビや臭いが発生することもあります。
「湿気対策」として、除湿機を使用したり、換気を良くしたりすることを意識しましょう。
また、バーチカルブラインドのスラットは、使用中に曲がることがあります。
定期的にスラットを直し、使用時には強い力をかけないように注意しましょう。
また、引っ張りすぎるとスラットが破損することがあるので、操作は優しく行うことがポイントです。
バーチカルブラインドは、適切なお手入れをすることで長く美しい状態を保つことができます。
定期的にホコリを取り、水拭き、素材別のお手入れを実践しましょう。
少し工夫をするだけで、バーチカルブラインドを長期間にわたって使い続けられ、快適な住まいを実現できます。
もしもバーチカルブラインドのお手入れ方法や設置に関してお悩みの方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。
藤島建設では豊富な家づくりの実績を背景にして、お客様のご要望やライフスタイルにあったご提案やサポートをさせていただきます。
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