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【完全保存版】犬と暮らす家のアイデアと注意点|間取り・設備・グッズ別に紹介!

2023/04/27

「愛犬にもっと幸せになってほしい。」
「愛犬も私たちも快適に暮らせる家に住みたい。」

ここ数年で、おうち時間が増えたことによって、
小型犬から大型犬まで、お家の中で飼われるご家庭が増えてきました。

そんな中、愛犬のためにマイホームの購入やリフォームを決意する方も少なくありません。

愛犬と暮らす家づくりを検討する上で、どのような間取りが良いのか、
工夫できるアイデアや気をつけるべきことは何があるのか知っておくべきです。

そこで今回は、
・愛犬と暮らすお家のおすすめの間取り
・グッズアイデア
・実際の施工事例
の3つをご紹介します。
ぜひ、愛犬にとっても人間にとっても暮らしやすい家づくりの参考にしてください。
※現在愛犬と暮らしている方のお悩みにもお役に立てるかと思います!

<この記事でわかること>

  • 愛犬の好きなこと/嫌いなこと
  • 愛犬と暮らす家の間取りやグッズアイデア
  • 大切な愛犬を守るために気をつけること

愛犬のことをもっと知ろう!

愛犬は毎日の暮らしをともにする人生のパートナー。家族の大事な一員です。
ただし、人と犬では心地いいこと、嫌いなこと、気をつけるべきこと、それぞれ違います。

そのため、お互いに安心して快適に暮らせるように、まずは愛犬の特性や習性を知りましょう!

犬の好きなこと

①運動・散歩が好き

犬は活発に運動することが大好きです。
特に、散歩は身体を動かせるだけでなく、
外の世界で人間や他の犬に出会えるなど五感を刺激するため、ストレス解消にもなります。

散歩以外にもお家で運動できるように庭で遊べるドックランを設けたり、室内でも動きやすいような回遊動線を整えてあげると良いでしょう。

②落ち着ける空間が好き

オオカミの習性が影響していると言われますが、
穴蔵のような暗くて狭い空間が落ち着くようです。
また、常に人間と一緒の空間にいることがストレスに繋がることもあります。

家族と暮らしながら、愛犬のプライバシーも守れるワンちゃん専用スペースや隠れ家があれば愛犬も安心できるでしょう。

③外を眺めることが好き

窓から外を眺めるワンちゃんをよく見かけませんか。
犬は外を眺めることが大好きです。
愛犬の目線の高さに、
見晴らしのいい窓やお見送り・お迎えができる小窓があると喜ぶでしょう。

犬の苦手なこと

①お留守番やひとりぼっちが苦手

群れで生活するオオカミの習性の影響で、
お留守番やひとりぼっちになると不安になりやすいです。

ペットカメラやおもちゃを活用したり、お留守番の時でも落ち着けるように、
快適な部屋づくりをしてあげることも大事です。
もちろん一緒にいるときは愛犬を可愛がってあげてくださいね。

②暑さが苦手

犬はもともと、人間よりも暑さに弱いです。
人間のように、全身で汗をかいて身体を冷やせないため、熱中症にかかりやすく、暑さ対策は欠かせません。

そのため、お家を高気密高断熱の住宅にするのはもちろん、1年中快適な全館空調や愛犬がお腹を冷やせるタイルや大理石マットがあるとなおいいですね!

③大きな音や光の変化が苦手

犬が怖がるものとして、雷の音が有名ですよね。
他にも地震や台風などの自然の音、花火や工事現場などの騒音も苦手です。

そのため、二重サッシや防音ガラスを採用したり、
激しいドアの開閉による騒音を防止するドアクローザーなどが役に立つでしょう。

④人工的なにおいが苦手

犬は、人間に比べて嗅覚がとても優れている動物です。
そのため、においのキツイものや本来自然界には存在しないタバコや香水などのにおいが苦手です。

一方で、土や草花の香りなど有機物・自然の香りが好きなので、無垢素材や自然素材のお家がおすすめです。

犬と暮らす家の間取りアイデア

運動

①思う存分遊べる「ドッグラン」

庭やバルコニーなどに愛犬が自由に走り回れるスペースを設けるのがポイントです。
散歩にいけない日でも家で運動不足やストレスの解消ができるので安心です。

愛犬がケガをしないように、天然芝や人工芝を使うのがおすすめです。

②家の中でも自由に動き回れる「回遊動線」

家の間取り的にドックランが難しい場合は、
室内でも走り回れる回遊動線を考えてみましょう。
行き止まりにならない間取りを考えることで、
家の中でも運動不足の解消につながります。

③泥だらけでも大丈夫な玄関付近の「洗い場」

散歩や庭で遊んだあとに役立つのが足洗い場。
庭や玄関などの外からの動線上にあるとより便利です。お湯も使えるようにしておくと冬場も安心ですね。

④お散歩用具を収納できる「玄関土間」

土間玄関横に広めの収納スペースやシューズクロークがあると便利です。
リードやタオルなど普段使うものを収納することで、毎日のお散歩がスムーズになります。

⑤グルーミングに便利な「洗面室」

洗面室は、グルーミングスペースとしても活用OK。
ペット用にシャンプーやタオルを用意しておけばシャンプー台としても使用できます。

生活・習慣

①愛犬目線の「小窓・見晴らし窓」

外の景色を楽しんだり、いつでもご家族のお見送り・お出迎えができるように
愛犬の目線にあった小窓があるといいでしょう。

②日光浴ができる「中庭・インナーテラス」

LDKの近くにあることで、家族との繋がりも感じながら、愛犬がリラックスできるような空間です。

③ニオイが気にならない「トイレスペース」

人の動線と交わらない場所にトイレスペースを設置。
漆喰や珪藻土など消臭機能を持った機能性壁材などを取り入れると、ニオイを消臭してくれます。

④掃除がしやすい「食事スペース」

犬は食事の際、ごはんや水をこぼしてしまいがちです。
汚れても掃除がしやすいように、床をタイルにするなど水や汚れに強い素材を使うのがおすすめです。

⑤各階にあると便利な「水飲み場」

いちいち階段を下りなくていいように、
各階にも水飲み場を設置してあげましょう。

安全

①滑りにくい「床材やコーティング」

室内で愛犬の足腰や肉球に無理な負担がかからないよう、シリコンコーティングやコルク材のフローリングなど床材は滑りにくいものを選びましょう。
無垢材を使用の方は、滑り止めオイルも試してみてください。

②危険を防ぐ「ペットゲート・アプローチ」

愛犬が屋外に飛び出したり、危険な場所に入らないようキッチン、玄関、階段などにペットゲートがあると便利です。
また愛犬の大きさに合わせたゲートに設置することが重要です。

③上り下りも安心な「緩勾配の階段」

2階建て・3階建ての場合は、段差を低くして、勾配を緩くしてあげましょう
滑らないように表面はシリコンコーティングにすると安心です。

犬と暮らす家のおすすめ設備・グッズアイデア

安心・快適アイテム

①心地いい風が入る「ブラインドシャッター」

屋外への飛び出しを防止しながらも、新鮮な外気を部屋に取り込みます。

②衝撃音対策の「ドアクローザー」

ドアの激しい開閉を抑えるため、大きな音が苦手な愛犬にとって、衝撃音軽減の対策として効果的です。

③お腹を冷やせる「タイル」

暑さに弱いワンちゃんにとって、お腹を冷やせる冷たいタイルは心地いい時間を過ごせるでしょう。

④いつでも新鮮に「空気清浄機」

ハウスダストや愛犬のニオイ、ダニなどの繁殖対策として、空気清浄機はおすすめです。

⑤一年中快適な「全館空調」

1年中一定の温度で快適に過ごせる全館空調があれば、暑さが苦手な愛犬にとっても暮らしやすい家になるでしょう。

⑥いつでも安心「センサーカメラ」

共働きで日中家に誰もいない時は、愛犬の様子が気になりますよね。
屋内カメラがあれば、スマートフォンから映像が確認できるので、一安心ですね。

⑦ヤケドから守る「ストーブ用ガード」

薪ストーブやファンヒーター、電気ストーブなどの暖房器具は、愛犬がヤケドしないようにガードを設置してあげましょう。

収納アイテム

①毎日が楽ちんに「玄関土間クローク」

お散歩用バッグやおもちゃなど散歩グッズを収納できるスペースがあると毎日の散歩の準備や片付けも楽ちんに。

お役立ちアイテム

①足洗い用の「マルチシンク」

もしも、愛犬が小型犬であれば、マルチシンクがあると便利です。
散歩後の足洗い用に、玄関近くに設置するとよりいろんな用途で使えます。

②開け閉め自由な「ペットドア・フェンス」

ペット専用スペースの出入り口に設置。普段や就寝時にはオープンの状態で使い、外出中などは扉を閉めて出入りを制限できます。

③防虫対策の「ヒノキチップ」

愛犬が蚊に刺されてフィラリアを発症することがあります。
ヒノキやヒバには防虫、消臭効果があるため、特に夏場には大活躍します。

犬と暮らす家を考えるときに気をつけること

事故防止

①浴室のドアは引き戸か・内向きに

浴室は最も事故が起こりやすい場所の一つです。
そのため、押して開けるタイプのドアではなく、
引き戸や内向きのドアにすることが理想的です。
また、浴室のドアは必ず閉めるようにしましょう。

②なるべく独立したキッチンに、侵入禁止に

キッチン周りも事故が多発する場所です。愛犬が食べ物などを誤飲してしまったり、
火によるヤケドなど危険が潜んでいます。キッチン周りにペットフェンスを使用するか、扉のある独立式のキッチンがおすすめです。

③コンセントの位置は高めに

愛犬と暮らす部屋のコンセントは、高めの位置にしておくよう気をつけてください。
コードをかじったり、感電事故が起きないよう、
位置を高くするか、コードにカバーをかけましょう。

④ベランダやバルコニーの隙間に注意

ベランダやバルコニーには、少しの隙間があります。愛犬が落下する危険がないように、パネル式の目隠しなどで落下防止対策をしましょう。

⑤ペットが食べられない植物を知っておく

室内や庭で植物を育てる際も、愛犬が口にすると危険な植物には注意が必要です。
チューリップ、スイセン、シクラメンなど愛犬にとって有害な植物があるので、事前に調べて育てましょう。

環境対策

①換気や空調、ハウスダスト対策など住宅性能

愛犬と快適に暮らすには、ニオイやハウスダスト対策としてしっかり換気をすることが重要です。

また、高気密高断熱の高性能住宅にすること、
1年中温度が一定に保てる全館空調もおすすめです。

②鳴き声などの音を抑える工夫

ワンちゃんは吠えるため、鳴き声を抑えること、
外部への音漏れだけではなく、足音の対策が必要です。

音漏れ防止には遮音効果のある高性能サッシ、
足音の防止にはカーペットがおすすめです。

もちろん、吠えないようにしつけもしましょう。

プライバシー

①ペットのプライバシーにも配慮する

愛犬も大事な家族の一員だからこそ、愛犬のプライバシーも守ってあげましょう。
人間とずっと一緒にいることがストレスになることもあるため、愛犬がリラックスできる場所を作ってあげましょう。

②犬の視点に偏りすぎないように注意する

愛犬の暮らしやすさを重視することは大事ですが、
人にとっての暮らしやすさを考えることも重要です。

愛犬との暮らしは、気を配ることが多いため、
愛犬のことばかり目をむけてしまいますが、
家族全員が生活しやすいように多角的な視点をもった家づくりをしましょう。

そのために、自分たちだけではなく、プロに相談しながら二人三脚で愛犬と暮らす家を作り上げていきましょう。

埼玉県で愛犬家住宅を建てるなら藤島建設へ

今回は大切な家族である愛犬と暮らすための家づくりを検討する上で、 参考にしたい間取りアイデアやおすすめの設備や気をつけるべきことを紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

もちろん家を建てようとする時は、間取りだけでなく、
土地や費用、税金など様々なことを考えて、取捨選択する必要があります。

藤島建設なら、犬と住まいの専門知識を持つ「愛犬家住宅コーディネーター」の
スタッフが、皆様の疑問やご要望に専門的知識でお答えします。

以下のページから愛犬家のための住宅について紹介しております。

ぜひ、愛犬と暮らす家もご覧ください。

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