こんにちは! 藤島建設の広報チーム岩井です。
先日は関東圏で初雪が観測され、いよいよ冬本番という時期ですね。
寒い日が連日続きますが、体調などを崩されないように十分にご留意ください。
このように寒い日が続く時期になると、断熱材のありがたさをしみじみ実感します。
外がどれだけ寒くても家の中が暖かく保たれているのは、断熱材のおかげです。
特に藤島建設では自社開発した「フジシマウッドファイバー」を使用しています。
フジシマウッドファイバーは岩手県葛巻町の森を中心とした森林で育った間伐材を有効活用した、身体にも地球にも優しい断熱材なんです。
お客様にも大変好評いただいており、現在も増量生産を行っている最中です。
今回は、そんなフジシマファイバーがどのように作られるか、工程をご紹介します!
【工程① チップの搬入】
岩手県葛巻町産のカラマツの原木をチップにし、工場に搬入します。
【工程② リファイナーによる繊維化】
チップは蒸煮ビンで、ボイラーの蒸気で20分間蒸します。
その後に石臼と同じ原理で回転刃によって切削し、繊維化します。
繊維になったものから、防蟻剤や難燃剤などを含んだ添加溶液を注入していきます。
【工程③ 乾燥】
巨大な乾燥機で、濡れている繊維を1分程度で乾燥させます。
乾燥した繊維は、成形しやすいように結合剤と混合します。
【工程④ 形成】
乾燥し結合剤と混合した繊維は、ベルトコンベア上に敷き詰められ、上からプレスして成形していきます。
ここで熱風を吹き付けることで、結合剤が融解して繊維に絡みつくように結合します。
【工程⑤ 寸法カット】
約250mmあった繊維の厚さを50mmまで圧縮し、扱いやすいようにカットしていきます。
これでようやくフジシマウッドファイバーの完成です!
この後、厳しい品質検査をクリアしたものだけが、出荷され施工に使われます。
皆さんの快適な暮らしを支える断熱材ですから、一切の妥協はありません!
断熱材ひとつとっても、自信を持っておすすめできるものを揃えています。
今年のような寒い冬でも家族が笑顔で暮らせる家を建てるなら、ぜひ藤島建設までご相談くださいね。