遅くなりましたが、昨年秋にヨーロッパに出張した報告をいたします。
今回の目的は建材・建具の視察、そして現在私たちの業界では話題になっているCLT(新国立競技場にも使用されるとの記事が先般の新聞にも掲載されておりました)について勉強してまいりました。
今回の視察は、住宅の省エネに関する第一人者の坂本雄三建築研究所理事長(東京大学名誉教授)を団長に、木質構造専門の大橋好光東京都市大学教授など業界関係者10人のメンバーです。
ただし、この視察は旅行会社が企画するツアーではありません。なんと現地集合現地解散!という荒っぽさ。そして、その集合場所がスロベニア首都のリュブリャナなのです。
直行便がないので多くの参加者はフランクフルトやミュンヘン経由でリュブリャナ入り。私はひとりオーストリアのザルツブルグから陸路で入りました。
早起きしてザルツブルグ市内を散歩
というのも・・・。
実は東日本大震災のときに私はドイツにいたのですが、欧州の報道が事実と大きく食い違っていた経験から、シリア難民がドイツ手前で足止めをされているという報道の真実を自分の目で確かめたかったからなのです・・・(結果は直接お問い合わせください)。
2011/3/14付ドイツ新聞「原子力発電所の恐怖」
ザルツブルグ駅前には移民を支援するテントが・・・