以前出張の折、フランクフルトからミュンヘンに電車移動する中、途中下車して、ある小さな街に立ち寄りました。
世界遺産にも登録されているバンベルグ。第二次世界大戦の被害を受けずに残された街並みはまさしく中世そのもの。
見どころのひとつが旧市庁舎。レグニッツ川の中州にある建物の両脇に架けられた橋は、翼を拡げるように見える特徴的な建物です。
どうしてこんな場所に市庁舎を建てたのか不思議です
橋の上から目の前に見える建物の側面の壁画も見応えがあります。
橋の上でお茶も素敵
高台にある大聖堂のそばにある手入れの行き届いたバラ園。バラも見事ですが、そこから見下ろすバンベルグの街並みはまさに絶景です。
バラを愛でながらコーヒータイム
どこまでも続く可愛らしいオレンジ色の屋根
さて、街をひと通り歩くと喉が渇いてきます。そんなときにはバンベルグ名物の燻製ビール。町一番の有名店では順番を待つ多くの人だかり。ここでしか飲めないビールにチャレンジしましたが、いわゆる燻製の匂いがそのままビールになった癖のある、良く言えば600年以上続く製法の歴史を感じる味です。
多くの観光客が店の前に
真っ黒な燻製ビールは独特の風味が
急ぎ足なら半日で廻れる小さい街ですが、立ち寄る価値のあるとても癒される街です。
川沿いの美しい木組みの建物は漁師が住んでいたそうです
街を歩いていると・・・こんな景色も癒されます!