以前、中国大連には度々出張で赴いていたのですが、南西約50キロのところにある旅順を観光で訪れました。
旅順の街のほど近くにある標高203mの小高い丘、その高さが由来となった場所が203高地です。今から100年以上前の日露戦争で旅順港を見下ろせるこの場所が激戦地となり、日露双方の死傷者数は数万人にも及んだ場所です。
203高地
乃木将軍もこの景色を見たのでしょう
現在は観光地となっており、日本軍が当時使用していた実包をかたどった忠魂碑が建立されております。その他にも大砲などのレプリカなど、戦争の爪痕を感じます。
忠魂碑
旅順には立派な博物館もあります。陶器や文物など数多き展示されておりますが、展示物だけでなく、建物や陳列棚もととても味わい深く一見の価値ありです。
大嶋専務・林常務と大連出張の合間に
内装や陳列棚も渋い!
以前、旅順には外国人の入域規制がありましたが、現在は誰もが行くことのできる場所になりました。