先月当社で長年仕事をしていただいた棟梁が亡くなりました。コロナ禍なので家族葬でしたが、どうしても最後の挨拶がしたくご自宅にうかがいました。そのときに飾ってあった写真のひとつが大日霊貴神社(通称大日堂)の前で写る棟梁の若き日の姿。
実はこの神社、鹿角市にある秋田県最大級の社殿建築で、秋田県最古の1,300年の舞楽の歴史を持つユネスコ文化遺産にも指定された神社です。
現在の大日堂は昭和24年に火災により全焼したのですが、昭和31年に再建竣工されたものです。
実は亡くなった棟梁がまだまだ駆け出しだったころこの神社の再建に携わったと奥さまと息子さんからその話をうかがい、今回の秋田出張も何かの縁、訪ねてみました。
こんなに立派な神社の建設に棟梁が参加していたと思うとより一層感慨深く感じられました。
ちなみに息子さんは・・・当社の現役大工さんです!このような匠の技術を受け継いだ藤島建設専属大工、みなさんの住まい造り、自信を持ってお手伝いさせていただきます!