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お勉強③(住まい造りの想い61)
2023/10/17
先日、関東の有力住宅会社が集結したフォーラムに参加してまいりました。
私たちは、高い品質の住まいを提供できるよう不断の努力と勉強しなければならない義務があります。その勉強方法のひとつが、以前、住まい造りの想い㊸でご紹介したような同じ志しを持つ住宅会社との勉強会です。
本来、定期的に勉強会を開催しているのですが、コロナ禍により中断したり、リモートになったりと以前のようなタイミングや内容で実施することが困難だったのですが、やっと対面での開催が可能になってきました。昭和気質の残る私にとって熱量の伝わる対面はやっぱりいいものです!
今回は、神奈川の住宅会社が幹事となってのレクチャーやディスカッションです。
私たちもお施主さまの住まい造りのお手伝いに「誠心誠意」取り組み、品質の高い建物の提供のための開発に繰り返しトライしているつもりです。
しかしながら、自分たちだけでは気づかないこと、お施主さまのためにもっともっとできること、実際は無限にあるのです。
幹事会社の取り組みから、私たちに足りないことの気づきを与えてくれることはこのフォーラムの大きな成果です。
参加した中岡営業部長、鶴田課長も真剣な眼差し
今回のフォーラムの中で、幹事会社が強く意識していることの話がありました。
「お客さまの目的は契約ではない」
ある住宅メーカーでは、
「決算期なので今契約してくれれば〇〇万円値引きします」
「営業成績が厳しいので、今月契約していただければ〇〇をサービスできるよう上司に掛け合います」
営業担当者、あるいは会社本位の姿勢です。
実は、私どももこの考え方を徹底しているつもりです。お客さまの目的は、もちろん「契約ではない」、そして、「住まいを作る」ことでもありません。
住まいが完成し、その家で「幸せに暮らすこと」、これがお客さまの目的なのです。
その他にも多くの気づきを勉強させていただきました。その気づきを持ち帰り、お施主さまに提供できる仕組みの構築にさっそく取り組んでいきます。