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世界の絶景㉝(アメリカ・サンタフェ)
2023/11/03
世界の絶景、私の個人的なベスト5のみっつ(ラトビア・リガ、アメリカ・モニュメントバレー、モンテネグロ・コトル湾)を紹介いたしました。
残りふたつなのですが・・・、本当にブログネタがなくなった時のために残しておこうと思います(どうしても知りたいという方は担当者を通じてご連絡ください)。
毎月末に(今回も3ヶ月サボりましたが)更新していた「世界の絶景」も今回をもって定期的な紹介は最後にいたします。
今後も不定期になりますが、海外出張の折に見ることができた素敵な絶景をご案内できればと思っております。
さて、定期的なご紹介の最後の絶景は、アメリカのニューメキシコ州にあるサンタフェ。
おじさんたちにとって「サンタフェ」と言えば、宮沢りえを思い出す方が多いと思います。サンタフェの絶景は宮沢りえとはまったく関係なく、日干しレンガで角がまるみのあるアドビ建築という建物で、建築に携わる私にとってとても興味深い建造物群。
そんな可愛らしい街並みや歴史的建築物を多く残すサンタフェは「アメリカの宝石」とも呼ばれています。
アドビ建築の建物の軒先にはネイティブアメリカンの魔除け、赤唐辛子がぶら下がります
サンタフェから車で約90分、アドビ建築の千年以上前から続くネイティブアメリカンの集落がタオス・プエブロ。
現在も伝統的な生活を続けている人々が暮らす世界遺産です。もともとは他民族からの侵攻を防ぐために玄関はなく、天井から出入りするための梯子がかかっています。
サンタフェとタオスのほぼ中間にも異なる集落があります。プエクリフと呼ばれる現在は廃墟になってしまった断崖絶壁にある住居跡です。ネイティブアメリカンのさまざまな生活ぶりはとても興味深いです。
最も気になった建物はサンタフェの教会。教会自体は何の変哲もないのですが、その中にある螺旋階段はとても不思議。一見ふつうの螺旋階段のようですがよく見ると螺旋階段に必要不可欠な支柱がないのです!もし、我社でお施主さまから発注されたら・・・。