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慌ただしい出張で再認識した大切なご縁と情報交換

2025/11/30

前回のブログでは、京都・大阪での工場見学や迎賓館で学んだことを書きました。
今回はその続きとして、大阪から秋田、そして早朝の新幹線でさいたまへ戻るまでの二日間です。
懇意にしている工務店の松美造園さま55周年記念祝賀会と、大和不動産さまのオーナー感謝イベントに参加しました。
慌ただしい行程でしたが、仲間の取り組みや情報交換から多くのヒントをいただいた出張となりました。

目次

プロペラ機で向かった55周年祝賀会

20年前のCM撮影と、迷うほど濃い時間

早朝6時発の新幹線で向かったオーナー感謝祭

プロペラ機で向かった55周年祝賀会

大阪から秋田へは、小さめのプロペラ機での移動でした。

秋田空港のロビーには、懇意にしている松美造園建設工業さまの大きな看板が出迎えてくれました。

地域に根ざした企業が空港の顔になっている姿に、長年の信頼の積み重ねを感じます。

祝賀会は、本来50周年で予定していたものがコロナで延期され、5年越しの55周年として開催されたそうです。

会場には、職人さんで構成される協力会「松美会」の方を含め200名を超える多くの方が参加されていました。

会社と職人さん、地域の皆さんが一体となって節目を祝う姿に、私も胸が熱くなりました。

こうした強い結びつきが、長く地元で選ばれ続ける工務店の土台なのだと実感させられます。

私たち藤島建設でも、職人さんで構成される「藤和会」の皆さんと共にお客様を支える仕組みを、これまで以上に育てていきたいと感じました。

お祝いの鏡開き(右から2人目が私)

秋田ならでは なまはげの迫力ある太鼓の演舞

20年前のCM撮影と、迷うほど濃い時間

この日の特別ゲストは、かつて松美の家のCMに出演されていた女優の加藤夏希さんでした。

現在はCM出演こそしていませんが、秋田県出身として松美さまとのご縁が続いているそうです。

 

実は加藤夏希さんと藤島建設も縁があるのです。

ちょうど20年前、多忙を極めていた彼女のスケジュールでは秋田での撮影が難しく、代わりの場所を探していたときのこと

「藤島建設さんの大宮展示場を貸してもらえないか」と私に連絡をくれたのが、当時広報担当だった現社長でした。

松美の家のCMを、さいたまの展示場で撮影することになったのは、そんな経緯からです。

20年前の当社旧大宮展示場での撮影風景

 

今回の祝賀会では、その加藤さんのトークをじっくり聞きたい気持ちと、同じテーブルに並んだ懇意している日本各地の工務店経営者たちと情報交換したい気持ちで、内心うれしい“板挟み” とても贅沢で濃い時間になりました。

採用や職人さんの育成、OB施主さまとの付き合い方など、経営者同士で話し始めると時間を忘れてしまいます。

ステージとテーブルを交互に行き来するような、贅沢で濃い時間になりました。

過去のCM撮影からつながるご縁と、仲間との率直な意見交換に、あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

加藤夏希さんから記念品をいただくため登壇した日本各地の工務店経営者のみなさま

早朝6時発の新幹線で向かったオーナー感謝祭

翌朝は秋田駅6時発の新幹線に乗り、昼に開催される大和不動産さまのオーナー感謝イベントに間に合うよう、さいたまへ戻りました。

前日に遅くまで続く2次会にまで参加していたこともあり、正直なところなかなかハードな移動でした。

それでも会場に着くと、多くの賃貸オーナーさまが熱心に耳を傾けている姿に、すぐに気持ちが切り替わります。

空室対策や建物の維持管理、相続まで見据えた長期の計画など、テーマはどれも実務的で勉強になる内容ばかりでした。

「長く安心して任せられるパートナー」を求めるオーナーさまの声は、戸建住宅の世界にもそのまま当てはまります。

お引き渡し後の点検やリフォーム、資産としての住まいの考え方など、私たちがお手伝いできる部分はまだまだあると感じました。

秋田での55周年行事と、このオーナー感謝祭の学びを、藤島建設のお客さまへのご提案にしっかり活かしていきたいと思います。

京都/大阪/秋田/さいたまと振り返るとバタバタした四日間でしたが、実りある時間で、出張の疲れ以上の収穫を得ることができました。

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