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世界の絶景㉞(スロバキア・スピシュ城)

2026/02/06

昨日の2月5日にドラゴンクエストの新作が出たというニュースをたまたま見かけ、2023年11月以来の「世界の絶景」ブログを書こうと思いつきました。
これは出張の合間に少しだけ時間を作って立ち寄ったスロバキアの景色の話です。

目次

フロンセクの木造教会

バンスカー・シュティアフニツァとモロヴィー・ストゥプ

スピシュ城

フロンセクの木造教会

出張の折に立ち寄ったのが、バンスカービストリツァ近郊のフロンセクの木造教会です。
世界の絶景㉓ 参照)

世界遺産のひとつで、木の建物らしい静けさと、長い時間が積み重なった雰囲気がありました。

この教会は木造軸組工法で、考え方としては藤島建設の家づくりと同じ「骨組みで支える」作り方です。

木造軸組工法というのは、言ってみれば“伝統的な建築方法”で、時代や国が違っても理にかなった骨組みの考え方だと思います。

そして何より驚いたのは、スロバキアにおいても、ちょうど300年前に建てられた木造軸組の建物が、今もこうして残っているという事実でした。

木造建物物が長持ちするかどうかは、素材、構造、間取りに無理がないこと、そして手入れを続けること、この積み重ねで決まるのだと思います。

言い換えると、木造軸組は“ちゃんと作って、ちゃんと守れば、長く使える”作り方だということを、300年という時間が教えてくれました。

 

 

バンスカー・シュティアフニツァとモロヴィー・ストゥプ

私は、いわゆる観光地よりも、田舎町に宿泊するのが好きです。

バンスカー・シュティアフニツァも、思い付きで立ち寄って、そのまま泊まりました。

こんな小さな町にも地ビールがあって、しっかり楽しめたのが嬉しかったですね。

地ビールレストラン

そして、広場で目に入ったのが中欧でよく見かけるモロヴィー・ストゥプです。

疫病よけ、あるいは終息への感謝の意味を持つ柱で、町の真ん中に「祈りの記憶」が立っている。

私たちの記憶の中では、もうコロナ禍は「通り過ぎた出来事」になりつつあります。

一方で中欧の人たちは、苦しかった記憶や祈りを“形にして残す”。その姿勢が、石の造形として今も広場に立ち続けているんですね。

建物や町は、便利さだけでなく、人の気持ちや歴史も背負っているのだと感じました。

中央の塔がモロヴィー・ストゥプ

スピシュ城

そして、スピシュ城。私のイメージするドラクエの城の“リアル版”が、まさにここです。

私は学生時代、まさしくドラクエソフトを買うために並び、夜を徹して遊んでいた一人です。

ゲームの中で旅をして、町に寄って、城に寄り道して……あの“寄り道の面白さ”が、今の私の旅のスタイルに大きな影響を与えているのかもしれません。

城に近づくほどに大きさが分かる感じ、丘の上に広がる石の城、風の強さまで含めて「これは本物だな」と。

石は黙っていても、積み方や厚み、アーチの形などなど、当時の知恵と現場の工夫が見えてきます。

出張の合間に見る建物や町並みは、「長く残るもの」には理由があると教えてくます。

私たちも、見えない骨組みにまでこだわり、お手入れのし易い住まいを提供し、お施主さまが長く安心して暮らしていただけるよう、今後も基本を大切に進めてまいります。

 

 

MODEL HOUSE
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