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大阪/岡山出張2026
2026/03/18
このところ出張が続いており、ブログの更新が少し滞ってしまいました。まずはその点をお詫び申し上げます。
せっかく各地でいろいろな学びや出会いがありましたので、これから何回かに分けて出張のことを記していこうと思います。
今回の出張は、大阪から岡山へ移動、情報交換と視察を通じて、あらためて木造建築の可能性を感じる時間となりました。
今回の出張は大阪から始まりました。
大阪では、以前から懇意にさせていただいている工務店の経営者の方とお会いし、住まい造りの現状や今後の方向性について、率直に情報交換をしてきました。
もちろん建築そのものの話もありましたが、それだけではありません。
人材育成のこと、組織のこと、地域との関わり方、経営判断の難しさなど、経営者同士だからこそ話せる内容も多く、非常に有意義な時間となりました。
現場を知り、責任を背負っている立場同士で話すと、表面的な話ではなく、本当に悩んでいることや大切にしていることに自然と話が及びます。
地域が違えば市場環境も違いますが、それでも共通している課題は少なくありません。
資材価格のこと、人のこと、性能のこと、お客さまへの伝え方のことなどなど、話は尽きませんでした。
私自身、こうした時間は年に何度もありますが、毎回思うのは、会社の中だけで考えていては見えない景色があるということです。

ホテル前の居酒屋

ホテル朝食 大阪ならでは

待合せの大阪駅へ
大阪から岡山へ移動し、こちらでは目的が2つありました。
そのうち1つについては、ごめんなさい、企業秘密です。
ただ、今後の当社の取り組みに関わる、なかなか面白い内容だったとだけ申し上げておきます。
そしてもう1つの大きな目的が、銘建工業さまへの訪問でした。
以前から一度しっかり見てみたいと思っていたCLT工場を、今回、勉強のためにこちらからお願いして視察させていただきました。
お忙しい中でご対応いただき、ありがたい限りでした。

大阪から岡山へは高速バスで移動
CLTはご存じの方も増えてきたと思いますが、板を直交させて重ねた大判の木質パネルです。
木造建築の可能性を広げる材料のひとつであり、中大規模建築だけでなく、今後の住まい造りにもいろいろなヒントを与えてくれる存在だと思います。
もちろん、実際に採用するには設計、施工、コスト、供給体制など、越えなければならない課題もあります。
ですが、可能性があるものを、最初から難しいと決めつけてしまっては前に進みません。
現地で実物を見て、働く皆さまの姿を見て、私は「これは一度しっかりトライしてみたい」と感じました。

銘建工業さまCLT工場

銘建工業担当の方に丁寧にご案内いただきました

並べられたラミナ(ひき板)

奥には直交するラミナ

直交するラミナが重ねられて糊付けされます

仕上げ前のCLT
今回の関西出張では、大阪での情報交換、岡山での視察と、短いながらも中身の濃い時間を過ごすことができました。
特にCLTについては、単なる知識として知っているのと、実際に工場で見て感じるのとでは、やはり受け取り方がまったく違います。
住まい造りの世界は伝統が大切ですが、一方で新しい技術や材料にも目を向けていかなければなりません。その両方をどう生かすかが、これからの経営に問われているのだと思います。
お施主さまにとって本当に価値のあるものは何か。
職人さんやスタッフが無理なく、しかし誇りを持って取り組める形は何か。
そうしたことを考えながら、今回の学びを今後の仕事につなげていきたいと思います。