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アメリカ出張2026 ③
2026/05/23
前回に引き続き、アメリカ出張のご報告です。
FHアライアンスさまのツアーを離脱し、ヒューストンから北上、サンアントニオとフォートワースに宿泊しながら、テキサス州内を視察する行程となりました。
目的の中心は住まい造りに関わる視察でしたが、内容の詳細は控えます。申し訳ございません、企業秘密です。
ですので、今回は、現地の食文化や街の歴史からいろいろと感じたことをまとめてみました(すいません、観光案内になりました)。
ヒューストンでの視察を終えた後、次の目的地であるフォートワースへ向かい、その後、サンアントニオに移動という行程となりました。
テキサス州はとにかく広く、同じ州内の移動でも、日本の感覚とは少し違います。体力的には正直なかなか大変でしたが、現地に行かなければ分からない学びがありました。
今回のフォートワース、サンアントニオでの目的をみなさまにお伝えすることができませんですが、今後の住まい造りに大きな影響を与える、当社にとって技術「改良」などというレベルではなく、「革新」「発明」レベルとなるヒントと成果がありました。
事前に準備をして向かったのですが、そのインパクトは想像を絶するものでした。「百聞は一見に如かず」です。
近い将来、私の目で見た「革新」をみなさまにご提案する、という新たな目標が出来ました。

フォートワース旧市街
テキサスといえば、やはりバーベキューです。
現地では肉料理がローカル料理としてしっかり根付いており、街の雰囲気ともよく合っていました。
ただ、バーベキュー肉料理が続きますと、さすがに少し野菜も食べたくなります。
レストランで「野菜が食べたい」と話したところ、「テキサスにはないよ」と冗談を言われました。
いかにもテキサスらしい会話で、思わず笑ってしまいました。
実際に出てきたのも、写真のように控えめな、ほうれん草とマッシュルームでした。


こちらはマッシュルームとピクルスだけ
宿泊したサンアントニオでは、夜に散歩がてらリバーウォークを歩きました。
川沿いに飲食店やホテルが並び、夜になると照明が水面に映り、とても印象的な場所でした。
今でこそ観光地として有名な場所ですが、もともとは大規模な洪水の発生をきっかけに、治水対策として整備されてきた歴史があるそうです。
船が行き交い、人が集まり、食事をし、会話を楽しんでいる様子は、観光地でありながら街の暮らしの一部にも見えました。
こうした場所を見ると、建物単体だけでなく、街並みや人の流れ、時間の過ごし方まで含めて空間はつくられているのだと感じます。
これは住宅にも通じる部分があります。家も、建物だけで完結するものではありません。


庭、道路とのつながり、近隣との距離感、家族がどこで集まるかなどなど、暮らし全体で考えることが大切です。
また、治水という本来の目的から始まった場所が、今では街の魅力になっていることにも学びがあります。
安全を守るための考え方や備えは、目立たない部分かもしれません。しかし、その積み重ねが、長く安心して暮らせる環境につながっていくのだと思います。
テキサスで印象に残ったことのひとつが、帽子とブーツです。
スタン・ハンセンが衣装としてかぶっているのではなく(少し古くてご存じないかもしれません)、日常の中に普通に溶け込んでいるところが、いかにもテキサスらしいと感じました。
レストランでも街中でも、カウボーイハットやブーツ姿の方をよく見かけました。
日本ではなかなか見ない光景ですが、現地ではとても自然です。
帽子、ブーツ、音楽、肉料理、にぎわいなどなど、地域の個性がはっきりしていて、短い滞在でも強く印象に残りました。
ホテルの部屋にもテキサスを感じさせる写真や小物があり、地域の個性を大切にしていることが伝わってきました。
藤島建設も、埼玉県南で長く住まい造りに携わってきました。その地域で暮らす方にとって、本当に必要な住まいは何か。流行だけを追うのではなく、地域の気候や暮らし方をきちんと見ていくことが、私たちの役割だと思っています。

ホテルには牛のコート掛けに拍車の見えるウェスタンブーツの額


フォートワースで見かけた、帽子とブーツが日常にある風景