18日付日本経済新聞の埼玉・首都圏経済面に藤島建設の記事が掲載されました。
今回取り上げられた記事はLCCM住宅についてです。
「LCCM住宅」って何?「LCC」なら聞いたことあるけど・・・。という方が多いと思います。
「LCCM」と「LCC」は似ているのですが、まったく内容は異なります。「LCC」はlow cost carrierの略で格安航空会社を指しますが、
「LCCM」はLife Cycle Carbon Minus ライフ・サイクル・カーボン・マイナスの頭文字をとった略語です。昨今、「ゼロ○○住宅」や「スマートハウス」という言葉をよく耳にしますが、実はその中身はまちまちです。住宅の環境負荷を評価するときに維持費のことを中心にお話しする場合が多いのですが、このLCCM住宅は、建設段階から運用、解体、廃棄までの建物の一生涯で二酸化炭素収支がマイナスとなる環境にとてもやさしい住宅なのです(上記「LCCM住宅の概要」P2の図1がわかりやすいと思います)。
したがって、その評価には単に住まいの性能だけが対象となるのではなく、例えば、正しい木材を使用しているか?住宅を建築することでどれだけ地域環境に負荷を与えているか?なども算定されます。
このたび、私たちは埼玉県で初めての「LCCM住宅」の認証取得しました。全国レベルでは32番目ですが、モデルハウスなどではなく、注文住宅としては先駆的な取得であり、月内には早々に2棟目の認証取得が予定されております。
前回の私のブログにある住宅の資産価値が見直される傾向にある中で、このような客観的な認証取得が資産価値向上に貢献できるのではと思っております。ご興味のある方、ご不明な点は当社担当者にお尋ねください。