10月19日~20日と浦和レッズ埼玉会に参加しました(埼玉会については浦和レッズ①参照)。Jリーグ創設20年、埼玉会も記念すべき20回目ですので今回は1泊で大切なゲーム、仙台戦の応援に行きました。
実は私たち埼玉会は昨年11月に被災地の子供たちが少しでも元気になるお手伝いにとミニゴール40基を寄贈したのですが、
( 浦和レッズHP紹介記事 )
実際に現地に訪れたことのないメンバーもいたことから、まず宮城石巻の現状を視察いたしました。
現地ではボランティアの方にご案内を依頼したのですが、最初に向かったのがこちらの運動施設です。とてもきれいなグランドですが、震災後しばらくご遺体の安置場所として使用していたそうでいつも人影が疎らだそうです。みんなで手を合わせましたが今後のこの施設の利用を考えると複雑な気持ちにもなります。
こちらの湿地は以前は住宅地だったそうですが、震災により地盤沈下が生じた結果、いつも水浸しだそうです。水面に漂う鳥たちもとても物悲しく感じます。
いくつか残っている家々も近くで見ると住めるような状況ではございません。ボランティアの方によるとこのような家の住人は震災でお亡くなりになっており、所有者に許可をもらえず解体もできないのだそうです。
瓦礫や車、壊れた橋梁などまだまだ震災の爪痕は大きく残っております。何よりも道端に手向けられた花が被災地の方の心の復興がまったく終わっていないことを物語っております。
大量の瓦礫
山積みの車とバイク
壊れたままの橋 左には倒れたままの石巻市の看板
道端にひっそりと手向けられた花
翌日は感傷的な気分を切り替え、レッズの応援です。初めて訪れたユアテックスタジアムのベガルタ応援の熱気にレッズサポーターも必死です。試合もレッズが敗北し、今年の優勝はかなり厳しくなりました。残り5試合奇跡を信じて応援します!
熱狂的なべガルダのサポーター