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第19回植樹祭①(いわて文化大使㊲)

2018/05/16

 

 

毎年5月に開催される葛巻町での植樹祭、ブログに取り上げるのは久しぶりです。

今年も多くの子供たち、そして林業関係者と植樹し、汗を流してまいりました。

 

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毎年恒例の植樹ですが、林業や森林という大きな枠で見てみると山は深刻な事態を迎えています。

実は岩手県では毎年2,000haの森が伐採されています。一方で再造林している面積は700ha。わずか1/3です。

木を伐採することは決していけないことではありません。木も年をとれば二酸化炭素の吸収は悪くなり、また、最終的には朽ち果ててしまうので伐採して利用することが望ましいのです。

しかしながら、切りっぱなしではいけないのです。森が荒れ、山が荒れ、その結果、大きな自然災害が発生することになるのです。

 

では、なぜ山を守れないのか?

海外からの安い材料(違法伐採した木材、あるいは無計画な伐採による木材など)を輸入する結果、国産材価格も低下し、林業従事者の賃金、再造林するためのコストが賄えないことが要因のひとつです。そして、そのことが世界規模の自然災害が発生していることの要因のひとつかもしれません。

 

そんな山のピンチに敢然と立ち向かう町が「葛巻」なのです!

・・・・つづく・・・・

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