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そもそも・・・「リフォーム⑤」(住まい造りの想㊶)

2019/04/06

 

 

4回に渡り、リフォームについて記しましたが、リフォーム工事にあたっての注意点をもうひとつ。

 

新築時の施工会社と異なるリフォーム会社で工事を行うと、不具合が生じた場合の責任の所在が不透明になります。

例えば・・・屋根や外壁工事のリフォーム後に雨漏りした場合、新築時の施工不良なのか、リフォーム工事の施工不良なのか原因かわかりづらくなり、結果として、お施主様がお困りになることが多くなります(お互いが責任の擦り付け合いをする場合があるので)。新築時の施工会社と異なる会社にリフォームを依頼する場合はそのようなことも十分注意しなければなりません。

 

それから、そもそもの話ですが、リフォームやメンテナンスの前に大切なこと・・・。

 

実は、新築時の施工会社によってはリフォーム工事を請けることができない場合や費用が著しく高くなる場合がございます。

もともとの施工不良、あるいは品質精度の低いお住まいはリフォームをきちんと施工できない、あるいは手直しに大幅な手間がかかることが要因です。

ストレートに言うと・・・リフォーム工事を請けることによって建物全体の施工不良の責任を負う可能性があるので品質の低い建築会社の造った建物のリフォーム工事は請けたくないのです。

 

しかしながら、専門的な施工精度をお客様が実際に細かく把握することが難しいのも事実です。だからこそ、新築時、あるいは中古住宅購入時において信頼のおける施工会社かをしっかり見極めることが大切なのです。

もちろん、新築時にせっかく信頼のおける会社が施行しても、異なる会社にリフォームを依頼し、その会社の施工精度が低ければ、まったく同じ結果になります。

施工品質の低い住宅は、快適に住まえないだけでなく、後々も困る場合があるのです。

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