消費税増税を半年後に控え多くの住宅会社では駆込み需要で賑わっております。そんな現況について先日も日経新聞から取材があり、県内の景況感について私のコメントが12日に掲載されました。
藤島建設もおかげさまで多くのお客様のご支持をいただいております。「前年比50%増の受注!」などという鼻息の荒い話も聞きますが、どのような生産体制なのか私には不思議でなりません。住まいは工場で昼夜を問わず大量生産するというものではないのです。藤島建設では教育研修を受けた専属職人による高い品質の施工にこだわるため、現在、工期のご希望に応えられない場合がございますことをお詫び申し上げます。
さて、アベノミクスの効果なのか、6月、7月と失業率は3%台まで低下してきました。好景気は学生にとっても就職活動の間口が広がります。そんな中で私どもも来年度の新卒を採用したのですが、ちょっとうれしいことがあったのでみなさんにご紹介いたします。
今年の内定者は実は数年前のお施主様のご子息なのです!当時高校生だった彼は住まいづくりを目の当たりにして、その仕事ぶりに驚き、感動し、そして共感して
「将来、自分は住まいに携わる仕事をするぞ!」
と決心したそうです。その後、建築関連の学校に進学したのですが、実際にきっかけとなった私どもに就職活動で応募してきたのです。この心意気を私も強く感じて即採用決定です。
私たちの仕事が人の進路にも影響を与えたことに誇りと責任をあらためて感じました。彼が一日も早く自分が感動したようにお施主様に感動を与えられる仕事ができるような成長を期待しています。