昨日、いわて文化大使の勉強会および懇親会が都内ホテルで開催されました。

冒頭には岩手県沿岸部の復興状況が県復興担当技監から報告がありました。2年半の歳月が経ち、首都圏で暮らす我々には少しずつ風化されていくなかで、私たち「希望郷いわて文化大使」がまだまだ不自由な生活をおくる現地のみなさまの現状を伝え、支援と協力を先導していく使命をあらためて感じました。

                                  被災者の現状についての説明

先月25日には青森・岩手・宮城にまたがる沿岸地域が「三陸ジオパーク」に認定され、「悠久の大地と海と共に生きる～震災の記憶を後世に伝え学ぶ地域へ」というテーマのもと、従来型の観光地域としてだけではなく、地質学や地理学などの科学的視点も組み込んだ「ジオツーリズム」としても発信していくことになります。

また、2016年の「希望郷いわて国体」、北上山地地下のリニアコライダー計画などこれからの岩手に注目してください。

                                         達増知事挨拶

達増知事のご挨拶で始まった懇親会。文化大使は各界で活躍される著名人がたくさんおります。今回も多くの出会いがありましたが、私のお隣の座席には東京大学名誉教授瀬川爾朗先生。地球物理学の専攻ということですが、簡単に言うと地球環境、海洋温暖化、地震津波等の海洋巨大災害との関わりを研究されていたそうです。まさしく、東日本大震災を含め地震と津波のプロです。いろいろと教えていただきましたが、ご興味のある方はお目にかかった時にお話しいたします。

                     発売前（今日発売です！）の遠野産のビールを試飲

懇親会と言えば、先週もあるイベントの40回記念パーティーに出席したときのこと、その式典の司会がなんとアナウンサーの「渡辺真理」さん。私と同級生なのですが、とても若くておきれいでした（文化大使の話とは関係なくてすいません）。

                                          渡辺真理さん