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産地 (住まい造りへの想い⑥)

2014/10/19

 

 

昨今、期限切れの食材や産地偽造による商品提供が社会問題になっております。いつも口にする「食」についてみなさまはたいへん気を使っていることと思います。

 

では、住まいについてはいかがでしょう?食べ物は口にするものなのですが、住まいは私たちがその中に一日の半分近くを過ごす場所です。食べ物と同様にその材料の産地を気にされる方が少ないことは残念でなりません。

 

みなさまは、国産のものと外国産のものとどちらを選びますか。先進国産のものと発展途上国産のものとどちらを選びますか。多くの方は国産や先進国産を選択すると思います。もちろん、発展途上国産のものがすべて品質の劣るものではありません。

 

しかしながら、安全と安心は異なります。

 

私たちはみなさまの安心を確保するために産地にもこだわっております。「食」の安全が社会問題になったので、あるいは「木材利用ポイント」が発表されたので、それに対応した「国産材住宅新発売」という広告を見かけます。逆に言えば今までは国産材を使用していないことの表れなのです。社会のニーズが求めなければ品質にこだわらないということが住まいを提供するプロのすることなのでしょうか。

 

私たちは創業以来材料の品質にこだわり、高品質の材料の安定的な供給のため産地にもこだわってまいりました。

 

さらに一歩進んで数年前にFSC、CoCという認証を取得しました。この認証は、森林認証と呼ばれるもので材料(木材)の産地を検証(トレーサヴィリティ)できるシステムです。初めて耳にする方が多いと思いますが、安全と安心をきちんと確保できる大切な認証ですので住まい選びの重要なポイントとして憶えてください。

 

伐採現場10.JPG

森林組合職員と伐採現場でのミーティング

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