「集成材」なら何でも同じということではありません。そのひとつはもちろん集成材に使う「木」の種類です。
同じ木を使った場合、集成材は無垢材に比べ強度が高くなります。しかしながら、各種の集成材を比較すれば、もちろん、使用する樹種によってその強度は異なってきます。
集成材と言えばよく耳にするのが「ホワイトウッド」。乾燥した気候の北欧・北米、カナダが産地なのですが、もちろん、高温多湿の日本に馴染むわけがございません。水分を吸ってしまったら3年ともたないとも言われています。水に弱くさらに木質はやわらかい。
では、なぜこのようなものが流通しているのか?
コストが低いうえに、やわらかいため加工がしやすく施工が楽。見た目も名前の通り白く、一般人にはうけがいいということが理由ではないでしょうか。残念なことです・・・。